新人事制度 大阪での報告①~③
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23日、高尾山を下山してからのこと。山を歩いて汗をかき、時刻も灯ともし頃となれば、酔流亭の身体は酒を欲する。「昼間、山で飲んだから、もう飲めない」というHさんと中央線車内でお別れして、国分寺駅に降りた。[義蕎]へ向かう。 外はまだ明るさが残る夕方6時前。深夜0時近くまで営業している[義蕎]ではまだ宵の口だ。地元の人とおぼしき初老の夫婦が酒を酌み交わしている。酔流亭は入り口近くに座って、まず生ビール。 品書きのきれいな板の冒頭に「本日の刺身」とある。それをおねがいした。 蕎麦屋で刺身かよ、と思われるかもしれない。しかし[義蕎]は季節の料理で酒を楽しむ店でもある。そして国分寺は酒飲みの多い街なのである。 かつお・ほたて・うに・〆鯖の四種盛りであった。ご店主が毎朝バイクで築地まで仕入れに行くだけあって、どれも美味しい。生ビールのあと、酒は「桜日和」という銘柄。今の季節だけの限定品だという。桜が好きな妻にも飲ませてやりたいな、と思いつつ盃を重ねる。すっきりした味わいの酒である。どこの蔵元で造っているかは聞き漏らした。そのつぎは福井の「白岳仙」。小鉢で出してくれたカラスミとよく合う。 店の二階は住居になっていて、厨房の裏から出入りできる。三人いる子ども達の、長女が帰宅する姿がちらりと見えた。部活から帰ったところだという。いま中学二年生。バトミントンをやっている。背は、母親であるところの女将さんに、もう追いついた。 この[義蕎]の女将さんと銀座[湯津上屋]の女将さんと神田[まつや]の若奥様は東京の蕎麦屋三美人女将だという話を酔流亭は何度も書いているけれど、この三月はこの三つの店すべてに行くことができた。まことによき春である。 その美人が 「お友だちはお元気ですか?」 中学以来の友人たちとの今年の新年会は、ここでやったのである。その友人たちの一人が去年大病をしたことも[義蕎]夫婦は知っている。新年会に彼もいたので、すこし安心したそうだ。 まだまだ飲んでいたいけれど、国分寺から我孫子までは二時間かかる。翌日は朝が早い。もり蕎麦を一枚手繰って店を出る。
by suiryutei
| 2009-03-30 09:44
| 酒・蕎麦・食関係
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