新人事制度 大阪での報告①~③
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作家の嵐山光三郎さんは酔流亭にとっては中学・高校の先輩にあたるが、同窓会の数年前の会報に載っていた短い文章以外では、この人の書いたものはほとんど読んだことがない。したがって彼が[福住楼]を絶賛していて、日本の温泉旅館のナンバーワンに推していたことは、今回[福住楼]の浴場前の踊り場に貼ってあった雑誌の切り抜き記事を見て初めて知った。この点については、酔流亭もこの先輩と同意見だ。もっとも酔流亭は嵐山さんみたいにあちこち旅していないから、まことに狭い範囲での知見ではあるが。しかし、これほど見事な温泉宿が、他にそう何軒もあろうはずがない。 たとえば、この宿には風呂と手洗い付きの部屋はひとつも無い。明治時代に建てられたときのままの姿でやっているから、そういうことになるのだが、宿の中にいくつかある共同の手洗いの、手水鉢から涌き出ているのは自然の湧き水なのである。用を足したあと、湧き水で手を洗うような贅沢が、世界中のどんな高級ホテルで可能であろうか。 それはよほどの渇水の場合で、普段は60数度の湯がこんこんと湧いている。湧き水がすこし混ざることで、ちょうどよい湯加減になっている。 今回も、まことに快適な一夜であった。 (つづく)
by suiryutei
| 2009-04-14 18:06
| 旅行
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