新人事制度 大阪での報告①~③
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今年の大型連休は後半に天気が崩れた。5日から雨になり、8日までぐずつく。回復したのは8日の夕方からで、雲が切れて顔を出した真ん丸のお月様が見事だった。 翌9日は快晴である。相模原市の橋本まで出かけた。このところ、ほぼ毎月、橋本に行く。病気療養中の友人に会うためだ。酔流亭より10ばかり年長の方で、たいへんな読書家であるから、読んだ本について話し合うのが療養中の一番の楽しみだという。3月25日の日記に書いた『吉本隆明の時代』という本も、この人が貸してくれた。 それで、やはり読書家である友人たちと誘い合わせて彼に会いに行く。 雨上がりで風が爽やかである。奥多摩の山々が眺められる。駅前の喫茶店で語り合った。「フォーラム色川」の今度の例会で『坂の上の雲』を取り上げることもあって、司馬遼太郎の史観や文学について話が弾む。私たちは「フォーラム」の読書会で知り合ったのだ。 この日、橋本へご一緒したのはKさんとHさん。先月[まつや]で飲んだ同じ顔ぶれだ。療養中の友人と別れたあと、また蕎麦屋で一杯やりたいですねぇという話になった。 では国分寺の[義蕎]に行こう。KさんにもHさんにも、国分寺なら帰り道の方向である。 橋本から、まず八王子へ向かった。八王子と横浜を結ぶJR横浜線は橋本を経由しているから、八王子まではほんの数駅だ。かつて三多摩や秩父の養蚕農家が産した生糸はこのルートで横浜へ送られ、輸出されたのだろう。こんなふうに世界経済とつながっていたことが、たとえば秩父事件(明治17年に起きた農民の武装蜂起)の背景にある。世界不況が山間の農村も直撃したのだ。 八王子からは中央線で国分寺へ。 [義蕎]では、すみいかと平目の刺身で飲んだあと、蕎麦掻き、もり蕎麦。いい酒を置いているのは、相変わらず。この夜は、「義侠」をたっぷり飲んだ。店名とは字違いの愛知の酒。 大型連休といっても、酔流亭はほぼ普段と変わらぬ勤務の日々であった。しかし、酒だけは毎日よく飲んだ。つまり、これも普段と変わらない。今年の黄金週間はそんなふうに過ぎていった。 ※関連する過去ログとして ☆『橋本まで ~ 晩秋の多摩丘陵』(08年11月22日)
by suiryutei
| 2009-05-16 09:04
| 身辺雑記・自然
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