新人事制度 大阪での報告①~③
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泊まり勤務の連続から今日で開放される。朝9時に勤務を終え、簡単に入浴してから神田神保町に出て[ミロンガ]にて小憩。そのあと[まつや]と、明けの日のお定まりのコース。[まつや]では「おだまきむし」をたのむ。うどんの入った茶碗蒸しである。どうしてこう呼ぶのかは知らないが。酒二合にもり蕎麦。 中野好夫著『アラビアのロレンス』(岩波新書)を読了。先日、BS放送で映画を視たあと、家の本棚にこの本があったのを思い出し、取り出してみた。1960年代に出たもので、酔流亭は未読だから、姉か兄が買ったものだろう。 アラビアでの任務をいちおう終えたロレンス(映画はそこで終わっている)は、戦後の講和会議の場で、あるいはイギリス国内でペンをもって、アラブの独立のため奮闘するけれども、大国の利害のぶつかり合いの中で、結局いれられない。その後のロレンスは「祖国イギリスのアラブに対する欺瞞」の片棒を担がされたことを悔いて、アラビアでの戦功からは一切の栄誉を受け取らないという態度を固守する。勲章は拒否し、なんと名を隠して一兵卒として空軍に入隊、正体がわかると今度は陸軍に再入隊して二等兵のまま通すといったことをしたらしい。最後はオートバイの事故で死ぬのは映画の冒頭にあったとおり。47歳だった。 なんとも強烈な個性である。
by suiryutei
| 2005-02-15 18:17
| 文学・書評
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