新人事制度 大阪での報告①~③
最新の記事
タグ
労働(124)
辺野古(46) 郵便局(43) 文学(31) コロナウイルス(31) 韓国(19) 朝鮮半島(12) 映画(11) NHK朝ドラ(10) ひよっこ(9) 大西巨人(9) なつぞら(8) 神田まつや(8) 労働者文学(8) 神聖喜劇(7) 関西生コン労組(6) 狭山事件(6) ブレイディみかこ(6) ケン・ローチ(6) 蕪水亭(6) 最新のコメント
記事ランキング
カテゴリ
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... ブログジャンル
画像一覧
検索
|
今月からスタートした郵政<新人事制度>について、またまた学習会を企画しています。『伝送便カレッジ』として去年と今年の2月に行ったものの継続です(<継続は力>になるかしら?)。 会場は麹町区民会館で午後3時~5時。呼びかけビラは近く完成する予定ですが、とりあえずその下書きをUPしますね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5月17日「学習会」呼びかけビラ(案) 3月13日に妥結されたJP労組の2014春闘における「要員課題」では、日本郵便の2015年度<新一般職>登用は2.600人とされました(郵便コース2000、窓口コース600)。 JP労組本部はこれをもって「正社員登用を従来より大幅に拡充させた」(4月7日付JP労組新聞)と評価しています。そうでしょうか。「正社員化に道を開いた」と喧伝された<新一般職>が今年度からスタートしたのですから、過去よりは登用が増えるのは当たり前です。にもかかわらず今年度の<新一般職>登用数4.547人よりはるかに少ない数字。郵便コース(旧郵便事業会社)だけでも非正規雇用労働者は月給制・時給制あわせて約8万人いるのです。郵便コース2000人というのはわずか四〇分の一ではありませんか。 従来の正規雇用より退職時点で約300万円も年収が低いのですから、そもそもがゴマカジの「正社員化」。ところが会社は、このようにその登用さえしぶっています。そして、むしろ逆のベクトルが強まってくるのではないか。この春先、4月から<地域基幹職>に移行する人たち(つまり従来の正規雇用)対象に新人事制度についての説明会が各職場で開催されましたが、そこでは、「<地域基幹職>は全員が管理職を目指す」ということが強調されました。出世を望まぬ人間は<地域基幹職>には居場所が無いというのです。収入大幅減を呑んで<新一般職>に行けっていうこと? それとも早期退職せよと? 提示された「あるべき姿」では<地域基幹職>のうち主任・一般は現在の50.800人が18.000人にまで減らされます。そうなった時点での<新一般職>は39.500人です。<新一般職>を受け皿に<地域基幹職>を削り落とすための様々な荒療治がこれから仕掛けられるのでしょうか。そんな職場は誰にとっても働きづらいものになるのは明らかです。会社とJP労組と双方が謳い上げる「ワーク・ライフ・バランス」なんて全くの嘘っぱちではないでしょうか。非正規職も正規職も、ここは手をつなぐときです。そんな思いから、私たちは表記日時と場所で学習・討論会を開催します。 矛盾・突っ込みどころ満載の新人事制度ですが、「問題が共有されるとしんどさも半分になる」と西洋の諺に言うそうです。一人で悩んだり苦しんだりせず、仲間と話し合いませんか。お気軽に参加してください。 なお、当日は同じ会場で午後1時から<ゆうせいネット>の総会が開催されます。月刊誌『伝送便』およびウェブ『伝送便』http://densobin.ubin-net.jp/を通じたネットワークです。興味を持たれた方・お時間の許す方はこちらも覗いてみてくだされば歓迎です。 日時 5月17日(土) 午後3時~5時 会場 麹町区民会館1階和室B 主催 ゆうせいネット
by suiryutei
| 2014-04-19 09:26
| ニュース・評論
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||