新人事制度 大阪での報告①~③
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昨日は泊り勤務明けであった。仕事は午前8時半に終わったのだけれど、あれこれ身の回りの片づけなどやっていたら、職場を出たのは10時過ぎになってしまった。 外は炎天で、気温はとっくに30℃を超えている(この日の都心の最高気温は35.9℃)。11時に暖簾の出る神田[まつや]で一休みしていくことにした。いつもは小瓶をたのむところを大瓶のビールをもらう。 そのあと燗酒を二合。いくら暑くても、[まつや]では燗をつけてもらいたい気分になる。また、ビールの飲料が増えた分、酒の量は減らせばいいのだけれども、それが出来ないのが困ったことである(自分の意志の問題だが)。 すなわち、相当に酔って帰路につく。途中、連れ合いから携帯にメールがあって地元駅まで車で迎えに来ると。 その時間なら飲んで帰ってくるだろうし、炎天下で歩いたらひっくり返るんじゃないかと心配してくれたようだ。感謝。 帰宅して、自室にエアコンをかけて、すぐ眠りに落ちた。目を覚ませば、じき夕食の時間。もちろんまた酒を飲み、昼間の数時間の睡眠では寝たりないから(前夜は一晩一睡もしていないので)、早めに寝ようと思った。ところが、NHKで夜7時台のニュースのあと、半から放送の『NHKスペシャル きのこ雲の下で何が起きていたのか』から目が離せなくなった。昨日8月6日は、70年前、広島に原爆が投下された日である。 8月6日に酔流亭が広島を訪ねた最初は1973年だった。その年は被曝28周年。終戦の10年後に生まれた酔流亭は18歳だ。原爆病院で患者さん達から被曝したときの話なども伺ったが、その患者さん達はもう存命ではないだろう。42年も前のことである。 酔流亭と同学年の安倍晋三・総理は昨日の平和祈念式典でのあいさつで「非核三原則」に言及しなかった。この政権の性格がここにも顕われている。こういう政権によって進められようとしているのが「安保法制」だ。 広島を初訪した頃の酔流亭と同じくらいの年齢の若者たちが「安保法制」に反対して街頭に現われ始めた。心強いことである。昨日の広島原爆忌は上記のように酔いと眠りで過ごしてしまった我が身だが、この夏、戦争に反対する声を上げ続けようと思う。
by suiryutei
| 2015-08-07 10:46
| ニュース・評論
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Comments(4)
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saheizi-inokori at 2015-08-07 10:57
昨日も国会前に行きました。
ブログにも書きましたが、もうひとつ迫力のある戦略戦術が欲しいですね(歌はともかく^^。)
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suiryutei at 2015-08-07 12:20
佐平次さん、お疲れさまでした。
街頭ではたしかに雰囲気が変わってきたのですが、職場や学園の中ではどうなのか、と思っています。労組や学生自治会がストライキを打てるような状況になればいいのですけれど。
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隅田のカッパ
at 2015-08-09 19:29
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こんばんは。今月号の伝送便が伝える「ふるえる」グループの発言がすばらしい。「自分が直接戦争に関わらなくても、この法案によって自衛隊が派遣されて人を殺したら、それを止められなかった自分たちが加害者になってしまう」という主張は、胸を打ちます。実は、伝送便の第一の読者がかみさんなのです。この記事は、かみさんから評価が高かったです。だって、世間は「ふるえる」グループなどの知らないですからね。高校生やかみさん世代の女性が立ちあがったら、この法案はもうお終いだという予感がしています。中国本土では従軍慰安婦のかなりの資料が今夏暴露されるという情報があります。それを知っているはずの国家権力が安倍を支え切れるかどうかがヤマですね。国境を越えて、私たちの足元の家庭の隅々から、こどもから大人まで、「戦争反対、政府を倒せ」ですよ。
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suiryutei at 2015-08-09 20:46
墨田のカッパさん、コメントありがとうございます。コメントに同感です。そういえば自分が初めてベトナム反戦デモに参加したときも、ベトナム戦争を進める米国に協力している日本政府の下で、黙っていたら自分たちも共犯ではないかという切迫感がありました。
お連れ合いが『伝送便』の第一の読者とは嬉しいです。よろしくお伝えください。
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