新人事制度 大阪での報告①~③
最新の記事
タグ
労働(124)
辺野古(46) 郵便局(43) 文学(31) コロナウイルス(31) 韓国(19) 朝鮮半島(12) 映画(11) NHK朝ドラ(10) ひよっこ(9) 大西巨人(9) なつぞら(8) 神田まつや(8) 労働者文学(8) 神聖喜劇(7) 関西生コン労組(6) 狭山事件(6) ブレイディみかこ(6) ケン・ローチ(6) 蕪水亭(6) 最新のコメント
記事ランキング
カテゴリ
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... ブログジャンル
画像一覧
検索
|
今朝の朝日新聞の一面に「共産、日米安保容認も」という見出しの記事が載った。 戦争法を廃止するため同党が提唱する「国民連合政府」が実現すれば、日米安保条約の廃棄などの政策を凍結するというのだ。志位和夫・同党委員長が昨日、日本外国特派員協会での会見でそう語ったという。 http://www.asahi.com/articles/ASHBH5D20HBHUTFK00J.html あの戦争法を葬るためにあらゆる人々が力を合わせる方向については酔流亭も異存はない。また共産党の考えについてもっと詳しく知る必要がある。ただ、朝日朝刊の三面に、こう解説されているのが、ちょっとひっかかる。 ・・これまでの政権構想が一時的だったものに比べると、ある程度長い期間を念頭にした本格的政権を意識していることがうかがえる。そうした本格的政権を念頭に党綱領の根幹の凍結を打ち出したことは、実質的な政策転換であり、党の存続意義に関わる賭けでもある。・・何がひっかかるか。安倍政権の暴走にストップをかけるため緊急かつ一時的な政権なら安保条約の賛否棚上げもよしと酔流亭も思う。けれども、「ある程度長い期間を念頭にした本格的政権」において共産党が日米安保反対を凍結してしまったら、誰がそれを主張するのかと危惧するのだ。 「集団的自衛権」は、日米軍事同盟(日米安保)をよしとする考えから、出るべくして出てきたのである。「国民連合政府」が出来たとして、おそらくその第一党となるであろう民主党からは、「集団的自衛権」「戦争法」を、安倍政権がやったような強引な形ではなくいくらかはスマート(?)に、進めようとする方向が必ず出てくる。志位氏は、日本共産党は、それをどう考えているのであろうか。 下に引くのは、『伝送便』誌来月号に掲載予定の文章の末尾。戦争法反対の闘いのこれからについて思うところを書いたものだが、今回の共産党提案への批判的意見としても読んでいただけるかと思う。 加害性を見すえよう
by suiryutei
| 2015-10-16 09:14
| ニュース・評論
|
Comments(2)
Commented
by
隅田のカッパ
at 2015-10-16 12:01
x
こんにちは。「日米安保反対を凍結してしまったら、誰がそれを主張するのか」。重要な論点ですね。かりに「国民連合政府」が成立するとすれば、もともと安保と戦争法を推進した自民を支える勢力は政権を移譲しても「安心」するでしょうけれども、「国民連合政府」に加わらない反安保の大衆団体や政党は、現政府以上に「国民連合政府」から排除されることは火を見るよりも明らかですからね。反安保を唱えたら「挑発者」と言われそうで、末恐ろしいです。
0
Commented
by
suiryutei at 2015-10-16 15:00
墨田のカッパさん、コメントありがとうございます。
そうなる懼れはありますね。安倍はかなり異質な政治家なのはたしかですが、そこだけに目を奪われて、いま彼が進めようとしていることは日本の支配層全体の意志であることを忘れてはいけないし。
|
ファン申請 |
||