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九州で20代の男性がカフェインを大量に摂取し、中毒死した。去年12月のニュースだが、酔流亭は昨日になって知った。昨日の朝日の朝刊にカフェインの害について追跡取材記事が載ったからである。 去年12月の記事はこちら。 http://www.asahi.com/articles/ASHDY347FHDYUBQU001.html 死亡した男性は夜勤明けで帰宅し、嘔吐後に死亡したという。血中のカフェイン濃度が致死量に達していた。1年ほど前から「眠気覚ましのため」複数のカフェイン入り清涼飲料水を常飲していた。死体を解剖したところ胃からカフェインを含む錠剤も見つかった。 ネットで検索すると、この事故を報じる記事がいくつも出てきた。どれもカフェインがいかに有害かということのほうに焦点をあてているが、亡くなった人が深夜労働の従事者であったことが酔流亭には気にかかる。深夜から早朝までガソリンスタンドで働いていたという。記事中の本人の言にもあったように、眠気を払うためカフェイン入りの飲み物が手放せなくなり、中毒状態になって錠剤にまで頼るようになったのだ。 カフェインの致死量はコーヒーだと100杯分だという。それほどの量を摂取しなければ襲い掛かる睡魔を払いのけられなかったとは、毎日どれほど辛い思いで働いていたことか。徹夜の勤務のあいだには、カフェインの入った錠剤をやはりカフェイン入りの清涼飲料で飲み下さなければ耐えられないような瞬間が何度も襲ってきたのではないか。 15人が死亡した先日のスキーバス事故も深夜に起きた。ハンドルを握っていた65歳のバス運転手は疲労のなか睡魔と闘っていたのだろう。 深夜労働従事者の一人として、世の中が深夜労働の軽減に真剣に取り組むことを訴えたい。
by suiryutei
| 2016-01-27 09:18
| ニュース・評論
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