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今朝6時半過ぎ、起き出して二階の寝室から下へ降り、玄関を出て郵便受けから朝刊をとる。そうして食事室のTVを点けると、ニュースの時間である。『アラバマ物語』の作者が息をひきとったと報じていた。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160220/k10010415781000.html 小説の『アラバマ物語』は1960年に発表された。1962年にはやくも映画化される。ロバート・マリガン監督、主演はグレゴリー・ペック。酔流亭は原作は読んでおらず映画でしか知らない。しかし高校生のときTV放映でみた、その印象は今も鮮烈である。 それから些事だけれども海の向こうにはハロウィーンなる行事があるということを知ったのも、この映画によってであった。終盤、主人公である幼い兄妹がハロウィーンの晩に暴漢に襲われて危うい目に遭うからだ。 それにしても原作が1960年、映画化が62年といえば、もう半世紀以上前である。そういう作品の作者がつい先ほどまで存命であったということに感慨を覚える。その半世紀余のあいだに、少年だった酔流亭も還暦を過ぎた。 丸山真男に『映画とわたくし』と題する好エッセイがあって、「家庭でも学校でも習わなかったような『人生案内』の途を映画が導いてくれたことにたいして『我を生む者は父母、我を人と成せし者は映画』という賛辞を映画に捧げても、言い過ぎとは思われない」と述懐している。その丸山の言葉にも深く共感する。
by suiryutei
| 2016-02-20 09:03
| 映画・TV
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