新人事制度 大阪での報告①~③
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下の写真は先週土曜日(5日)の朝日新聞朝刊社会面から。 1カ月間連続して24時間勤務などをしたのに残業代が十分に支払われなかったとして、東京都港区のシステム管理会社に勤めていた30代男性が、計約580万円の支払いを求めた訴訟で、東京地裁は4日、会社に約480万円の支払いを命じる判決を言い渡した。 http://www.asahi.com/articles/ASJ345RQ2J34UTIL04Y.html 酷い話である。 ただ、記事を一読して妙な違和感を持つのは、裁判では「残業代が十分に支払われなかった」ことが問題とされ、争われたという点だ。なるほど残業代が払われないこともけしからんけれども、24時間勤務が一ヶ月つづくなんて、金の前にこれは生きるか死ぬかという話ではなかろうか。 問題は日本には労働時間の絶対的な制限が無いという点だ。一日8時間・週40時間という上限があることはあるけれども、労使が36協定を結べばその制限を超えて働かせることができる。超過した労働時間には残業代さえ払えばいいということになっている。したがって長時間労働に対する規制というのが、ちゃんと金を払ったかどうかという話だけになってしまう。 長時間労働は命と健康が破壊されるという問題なのに。
by suiryutei
| 2016-03-07 08:32
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