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26日に映画『トランボ』を観た後、映画館は日比谷だったので、小雨ふるなか日比谷公園をすこし散策してから、有楽町駅のガード下に向かった。目あては[馬かばい!]という熊本料理の店だ。 馬肉である。刺身、すき焼き、焼き肉とたっぷり喰らう。全て美味かった。 たしか大学を中途退学した翌年のことだから、1976年である。原水禁世界大会に参加して広島から長崎に向かい、長崎からの帰途、熊本に寄った。大学で同じクラスだった友人が、彼は夏休みで熊本の実家に帰省していた。そこに遊びに行ったのだ。 遠路はるばるの息子の友人に、母上がたっぷり御馳走してくださった。もちろん馬刺しも。それから馬肉を鉄板で焼いてもくださった。ビールに球磨焼酎がすすむ。その40年前の味を思い出した。 今日、一日遅れで前日の夕刊(28日付、朝日)に目を通したら、その有楽町ガード下の店にも触れた記事が目に留まった。 友人は、大学を卒業してから熊本に戻ってジャーナリストになった。震災直後に彼が熊本日日新聞に書いたコラムは被災した人々を励ますものとして評判である。 40年前の夏を思い、被災地の復興を願う。
by suiryutei
| 2016-07-29 20:52
| 酒・蕎麦・食関係
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