新人事制度 大阪での報告①~③
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今月から始まったNHK朝ドラ『ひよっこ』は、27日の朝刊に載った視聴率ランキング(4月17日~23日)によれば20.5%でトップである。悪い数字ではない。ただ、ネットでの評判はあんまり芳しくもないなんて聞く。訛りの強い茨城弁を朝から聴かされることに違和感を感じる人がいるのかもしれないね。我が家では朝食が終わる頃にこの番組が始まるから、コーヒーカップや皿を洗ったり食卓を拭いたり、あるいは歯を磨きながら視ている。つまり、あまり熱心な視方ではないけれど話の筋は大体わかる。 嬉しいのは、今週から和久井映見さんがちらりちらり登場していることである。有村架純ちゃん演じるヒロインが東京で働くことになる町工場で、先ほど視た今朝の放送では「舎監」と自己紹介していたから寮長のような存在であろうか。今週はあと火曜と水曜に、ヒロインの学校の就職担当の先生と電話口で会話するだけだった。 ヒロインは、ちょっと事情があって、高校を卒業する間際になって4月から東京に出て働かなくてはならなくなった。しかし、そんな卒業間際では、その年度の就職あっせんなんてとっくに終わっている。ところが、和久井さんのいる町工場で、突然、人員の欠ができて、そこに就職できることになったのである。奥茨城の農村でのヒロインの高校生時代は今週までで、今朝の放送では集団就職の列車に乗って上京してきた。上野駅で、ヒロインたちを迎えに来た和久井さん演じる女性と初めて会う。来週からドラマの主舞台は東京に移りそうだから、和久井さんの出番も増えるのではないか。おおいに期待する。 NHK朝ドラと和久井さんというと、何と言っても2007年秋から翌年春まで放送の『ちりとてちん』だ。福井の小浜から大阪に出てきて女流落語家を目指すヒロイン(貫地谷しおり)の母親・糸子さんを演じた。これがじつによかったのですね。天真爛漫で、一家のムードメーカーであった。夫(ヒロインの父)役は松重豊。 今世紀に入ってからの朝ドラでは『ちりとてちん』と『カーネーション』の二作を酔流亭は買っている。そういえば尾野真千子さんが演じた『カーネーション』のヒロインも糸子という名前であったな。 ところが『ちりとてちん』は視聴率はとれなかった。いまウィキペディアで調べてみたら平均15.9%にとどまる。藤本有紀さんによる脚本は、落語に出てくる話もドラマに織り込んで何重にも伏線が張られたもので、朝の片づけや出掛ける準備をしながらの「ながら視」には適さなかったのだろう。そのかわりコアなファンが少なからずいた。我ら夫婦のような。だからだろう、放送終了後に発売されたDVDは朝ドラ歴代の中で一番売れたそうである。 ともあれ、来週からは『ひよっこ』をもっと本腰を入れて視よう。 『ちりとてちん』の放送が終了した直後に書いたブログ記事を貼り付けます。 http://suyiryutei.exblog.jp/8362150/
by suiryutei
| 2017-04-29 09:00
| 映画・TV
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Comments(2)
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