新人事制度 大阪での報告①~③
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久しぶりにカレーを作った。昨日のお昼である。 NHK朝ドラ『ひよっこ』の先週初め頃の放送だったかな、奥茨城の農村から集団就職で上京してきたヒロインが、勤めることになった向島の町工場(トランジスタ・ラジオなんか作っている)の工員寮の食堂で食べた最初の夕食がカレーライスであった。 その場面のカレーがじつに美味しそうで、つい自分もカレーを食べたくなったのだ。しかし何かと外出する日が続き、その放送から一週間以上たってしまった。 香辛料から始めるなんて凝ったことはしない。市販のルーを使う。今回はエスビーのゴールデンカレーとハウスのジャワカレーを半分づつ。 まず玉葱一個半を細かく切り、よく炒める。なるべく細かく切ること、焦げつく直前ギリギリまで炒めることが肝要である。それから鍋一杯に水を注し、かなり強い火にかけながらサイコロ状に切った豚肉を入れる。ニンジンは中サイズ一本、ジャガイモはやや大きめのを二つ。 煮込んでいるあいだ、冷や酒を蕎麦猪口で一杯のむ。これが愉しみなんだよね。ゆっくりゆっくり一杯だけ飲み終わる頃、鍋の中はほどよく煮込まれている。火を止め、ルーを落とす。また火を点けて弱火ですこし煮ながらルーをよく溶かす。 これで出来上がり。今回も美味しかった。 さてドラマ『ひよっこ』だが、和久井映見さんが本格的に登場してからがたのしみと4月29日のブログに書いた。 http://suyiryutei.exblog.jp/26819465/ ヒロインが暮らし出した工員寮の舎監というのが彼女の役である。ちょっと天然ボケが入っているけれど心の優しい女性だ。倍賞千恵子さんが若い頃に演っていそうなキャラクターだなと最初に視たとき思った。寅さんの妹さくら役のほかに、たまにそういうキャラの女性を演じたこともあったから。 すると、先週の放送で、和久井さんが自室で寝る前に髪を梳きながら『下町の太陽』を口ずさむ場面があるではないか。『下町の太陽』は歌手でもある倍賞さんの代表作のひとつだ。この歌で1962年のレコード大賞新人賞を受賞するが、ドラマの時代はいま1965年だから、巷ではあの歌はまだあんなふうによく口ずさまれていたのだろう。その場面では和久井さんは次第に気持ちが乗ってきて、手に持つブラシをマイクのように・・・。 なんだか嬉しいですね。 ところで、この寮にはコーラス部があって、ときどき合唱を指導に来る青年は音楽家志望の労働者。ヒロインと同室で、ヒロインにとって良き先輩になる娘さんと付き合っている。デートのときロシア革命の話なんかするらしい。 そういうところも酔流亭には面白い。このドラマ、このところかなり楽しみに視ている。
by suiryutei
| 2017-05-12 08:32
| 酒・蕎麦・食関係
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Comments(2)
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