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都心に向かう途中、常磐線を柏で途中下車して[ジュンク堂]に寄る。昨日午後のことだ。 柏駅近くに去年オープンした大きな商業ビルのたしか6階にある。『結婚式のメンバー』(マッカラーズ著 新潮文庫)を捜した。書架には見当たらなかったので、レジに行って店員さんに尋ねると、すぐパソコンで調べてくれて 「在庫が一冊あります」 小走りして持ってきてくれた。 HOWSで行っている文学講座に「世界の短編小説を読む」というゼミがある(チューターは立野正裕・元明治大学文学部教授)。今月27日の会でこの小説を読むことになっているのだ。 http://www.hows.jpn.org/koza/2017zenkiseries.html#7 それから上野に行って公園口で降りた。公園の中を歩いて上野の山を下り、不忍池畔を湯島へ。そこから坂を上がっていけば本郷である。労働者文学会の幹事会の集まりに呼ばれていた。 酔流亭は同会の幹事でも正会員でもなく賛助会員であるに過ぎないのだけれども、同会が発行している<通信>に最近やや論争的な投稿をした。そこで、議論をする場を作ってくださったようだ。 その投稿は、このブログにもUPしてある。この記事。 『感謝と不満と』(8月17日更新記事) http://suyiryutei.exblog.jp/27046910/ この日の会には、その論争をいわば吹っかけた相手である小林孝吉さんもいらしていた。1時間ほどの会合では議論は充分深まったとは言えないと思うが、初めてお会いする小林さんが誠実な方であるのは嬉しかった。 ただ、これは小林さんではなく他の出席者の発言に、日本人にとっての君が代と朝鮮人にとってのアリランとを同じようなものと考えてるかのような言葉があったのにはちょっと驚いた。なるほどそう理解してしまえば君が代とアリランが繋がることは両者の「和解」ということにもなろうか。しかし、酔流亭もアリランについては『抗う 記録作家 林えいだい』という映画で、強制連行されて九州の炭鉱で亡くなった同胞の墓の前でチマチョゴリ姿の美しい朝鮮人女性が唄う場面でしか知らないが、君が代とアリランとは性格が全然ちがうのではないか。これは、あの場でもうすこしキチンと話さなければならないことだったといま思っている。 http://suyiryutei.exblog.jp/26425863/ [ジュンク堂]に寄ったことといい、そのあとの会合といい、妙に”文学づいた”一日ではあった。しかし、酔流亭は文学にはやはり向いていないような気がする。
by suiryutei
| 2017-09-12 09:45
| 文学・書評
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Comments(2)
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by
隅田のカッパ
at 2017-09-12 14:01
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「君が代」と「アリラン」がつながることはありえません。「つながる」という日本人がいたとしたら、きみは日朝連帯闘争についてどう考えますかと質問したいです。簡単に答えられないというのが本当ではないでしょうか。正直、私も簡単に答えられないです。
同じく、黄栄治の作品(「君が代アリラン」)の「いつかあたしが歌う、かもしれない、君が代アリラン!」の在日が述べる「かもしれない」と、日本人が読む、あるいは、述べる、「かもしれない」とはぜんぜん意味が違います。在日の歌手に「君が代」を歌ってほしくないし、歌わせることを強制させている君はどう思うのかと言っていることがこの作品のテーマです。
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by
suiryutei at 2017-09-13 07:52
墨田のカッパさん、全く同感です。
私のブログ本文の記述は微温的すぎますね。ありがとうございます。
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