新人事制度 大阪での報告①~③
最新の記事
タグ
労働(124)
辺野古(46) 郵便局(43) 文学(31) コロナウイルス(31) 韓国(19) 朝鮮半島(12) 映画(11) NHK朝ドラ(10) ひよっこ(9) 大西巨人(9) なつぞら(8) 神田まつや(8) 労働者文学(8) 神聖喜劇(7) 関西生コン労組(6) 狭山事件(6) ブレイディみかこ(6) ケン・ローチ(6) 蕪水亭(6) 最新のコメント
記事ランキング
カテゴリ
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... ブログジャンル
画像一覧
検索
|
「斜交」という芝居を観た。1963年に実際に都内で起きた「吉展(よしのぶ)ちゃん誘拐事件」を題材にしている。被害者の吉展ちゃん(当時4歳)は殺害されて遺体となって発見されるという不幸な事件である。鬼刑事が容疑者から自白を引き出すまでを芝居にした。 http://shakkou310.com/ http://www.bll.gr.jp/sayama/toha.html 芝居では刑事の三塚九兵衛(モデルは平塚八兵衛)が容疑者の木原守(モデルは死刑となった小原保)を追及して拳を振り上げる場面がある。小原はおそらく真犯人であったろう。しかし狭山事件の石川一雄さんは無実なのに、きっとこのようにして冤罪に追い込まれていったのではないかと思うと胸が痛むのだ。 『斜交』という舞台そのものは、役者たちの演技を通して当時の社会状況も浮かび上がってくる力作であった。 観劇は青山の草月ホールであったから、そのあと赤坂まで歩き、[赤坂砂場]で小憩した。日本橋にある蕎麦の老舗[室町砂場]の支店である。花番さん(蕎麦屋ではお運びの女性をこう呼ぶ)の動きがキビキビして、これは見事な小空間。蕎麦屋酒を堪能した。 https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13002787/
by suiryutei
| 2017-12-13 08:30
| 映画・TV
|
Comments(2)
Commented
by
牧子嘉丸
at 2017-12-13 15:44
x
この芝居を見て、すぐ狭山事件を想記したとはさすが土田さん。この刑事は、帝銀事件で無実の平沢氏を冤罪に陥れた奴で、平沢さんは「平塚恥兵衛」と呼んでいました。吉展ちゃん事件で犯人を捕りのがしたため、とにかく狭山事件では生きた犯人を捕まえる必要があったために、石川さんがスケープゴートになったのです。伝説の刑事でも明探偵でも何でもない、ただ直感だけであとは暴力で締め上げるという、江戸時代の岡っ引き同様の権力の手先でした。
0
Commented
by
suiryutei at 2017-12-14 08:23
牧子さん、おはようございます。
芝居は取り調べにあたる側からの視点でしたが、<ただ直観だけであとは暴力で>というのは、舞台からも覗われました。 若い刑事を演じていた中島歩という役者さんと、私がときどき行く蕎麦屋さんが懇意なようで、そのおかげでチケットが入手できたのです。
|
ファン申請 |
||