新人事制度 大阪での報告①~③
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新聞『思想運動』3月15日発行号の読者投稿欄【紙つぶて】に投書した。 背景を説明すると、その前号(3月1日発行号)のやはり【紙つぶて】欄に「定年延長に断固反対だ!」という投書が載ったのである。一年後に定年を迎える男性労働者からのもの。年金支給開始を75歳に引き上げる案のような政府の政策を批判する趣旨であり、そこには酔流亭も賛成なのだが、定年延長反対と言ってしまうことにはひっかかりも覚えた。そこで、そのあたりを投書してみた。 本紙前号【紙つぶて】欄における今泉弘志さんが本当に言いたいのは、定年延長に反対というより年金支給開始年齢が遅らされること及び減額されることへの反対ではないだろうか。ならば私も全く同感だが。 郵政では非正規雇用で働いてきて六五歳を超えた仲間が六五歳で一律に雇止めされるのは不当だとして裁判闘争を闘っている。私もその裁判を「支える会」の会員である。六〇歳までは正規雇用で働いてきて退職金を受け取り、そのあと継続再雇用で六五歳を迎えた人ならともかく、ずっと非正規で働いてきた人に退職金は無いし、年金の額は本当に少ない。高齢になって働き続けるのは大変だが、年金収入が乏しいのに働けないのもまた大変。定年延長反対とばかりは言い切れないのではないか。 定年とは、○○歳以上は働かさないということであって、○○歳までは働かなければいけないということではない。後者に解すると、それまで働かなければいけないのかと苦役と意識されがちだが、定年制ほんらいの意味である前者には年齢差別という面がある。定年があること自体がおかしいということだ。延長反対よりも、年金をもっと早く、もっと多く出せというところに要求を統一したほうがよくはないか。
by suiryutei
| 2018-03-21 09:58
| ニュース・評論
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