新人事制度 大阪での報告①~③
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いやはや、聞きしに勝る性格の悪さである。 今日の国会中継に、例の女刺客ー片山さつき議員と佐藤ゆかり議員が登場した。酔流亭は今朝は泊り勤務明けだったので、帰宅して朝食を摂っているときに丁度この場面になった。もっとも先に登壇した片山議員の質疑だけ視て、佐藤議員に替わったときはもう寝てしまったけれど。 だから、性格が悪いというのは、片山さつき議員に対してだけの感想だ。 やたら攻撃的なのである。民主党が提出した郵政民営化法案の問題点を追及することが彼女の役目だったようだが、民主党議員の応答を聞きながら議員席でせせら笑いを浮かべたり、あるいはことさら大げさに笑うポーズをとってみせる。議場および中継を視ている国民に向かって、自分の“優位”をアピールしたいのだろうが、反論はそういうこれみよがしの態度ではなく、自分の発言の中でやったらよい。 民主党の民営化法案は、たしかに“泥縄”である。総選挙の大敗で尻に火がついたので、大慌てで出してきたものだ。だから、その不備を衝くのはいくらでもできるし、おおいに論争すればよい。だが、どういう議論をするにしても、忘れてならないことがある。郵政民営化はまさにそうだけれど、改革は国民に強い痛みを強いるものだということである。国民に痛みを強いるけれども、現在おかれている我が国の危機的状況を乗り切るには、それを我慢してもらうしかない、というのが、小泉総理を始めとする政府与党の国民に対する訴えだったはずだ。 そのことを、この新人議員はどれだけ自覚しているのだろう。
by suiryutei
| 2005-10-07 15:23
| ニュース・評論
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Comments(14)
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chaotzu at 2005-10-07 21:12
もともと官僚総がかりで作成する政府提出法案とちがって、
野党の法案なんて技術的には穴だらけで、重箱の隅じゃ ないですが、いくらでも突っ込めるんじゃないですか。 一般論ですが、なんでも対案主義は野党政治家に負荷が かかりすぎるように思います。 理念を追求するだけでも十分だと思うのですが。
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sakuraasako at 2005-10-07 23:04
“隣の芝生”とか“対岸の彼女”とかっていう存在は、だいたい羨望の眼差しで眺めるもの。ところが、私にとって遥か対岸にいるはずの元エリート官僚美人国会議員さんは、どんなに探してもその魅力が見つからず、羨むどころか気の毒に思うばかりです。
でも頭のいい人だから今のままではご自分が国民に嫌われるってことをすぐに察知するはず。そうすれば、4年間ですっかり心を入れ替えて、きっと国益のために尽くす魅力的な人になって下さることでしょう。・・・・・そう思いたいです。
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suiryutei at 2005-10-08 09:44
chaotzuさん、同感です。
民営化も改憲も、民主党は与党の土俵の上で「競い合う」腹を固めたようですが、それではズルズル引きずられていくだけでは・・。そこで、引きずられるのはイヤだとなると、与党よりもっと右の立場に出ようとする衝動が強まる。すでにその兆候が出ているようです。
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suiryutei at 2005-10-08 09:50
sakuraasakoさん、おはようございます。
水俣病の認定基準の見直しはやらないと突っぱねた小池百合子環境大臣を始め、苦しんでいる人々には何の共感も持たず権力の近くでスポットライトを浴びていたいだけの人が総理周辺には集まってきたようです。 たしかに頭は良い人たちなのだろうから、その智を世のために使ってほしいところですが・・・。
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「きょうや」近くのすずき
at 2005-10-08 17:18
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こんなヤツを国政の場に送っているのだ・・・・・有権者は選挙というものをもっともっと真剣に受け止めよう。われわれの1票で将来が決まってしまうのだ。安易な気持ちは捨てて真剣勝負しようぜ。
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suiryutei at 2005-10-08 17:56
すずきさん、お久しぶりです。
先日のドイツの総選挙では、左派党が躍進しただけでなく、保守野党と同じ新自由主義路線に引きずられそうだった与党社民党を或る程度まで左に引き戻す役割も果たしたようです。死票の山を築いてしまった我が国と、彼我の違いはどこにあるのか、考えてみたいと思っているところです。
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saheizi-inokori at 2005-10-10 08:17
病気の”知識”は藪と言えども(そばの話しではない)悪徳であろうが医者の方が格段に上。でも病んで苦しんでいるのは患者です。痛みをうつたえる患者に怒りまくる医者っていますよね。
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suiryutei at 2005-10-10 13:42
saheizi-inokoriさん、こんにちは。
ちょっと話が飛んでしまいますが、このinokoriというのは居残りという意味でしょうか。よかったら、その名の由来をお聞かせください。
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saheizi-inokori at 2005-10-10 22:06
居残り佐平次、落語の登場人物です。昔の郭では、お金を払えない客を、金の工面がつくまで行灯部屋に閉じこめておくということをしました。これを居残りと言います。
佐兵次さんは、汚い自分の家でごろごろしているよりは、きれいな品川の女郎屋の方がよっぽどましと、大いに飲み食いし、大いに楽しんだあげく、さっさと居残りを決め込みます。 こういう大胆な人ですから、居残りにもかかわらず、お座敷に顔を出しては、他の客を接待し、一緒に楽しんで、なかなか快適な生活を続けます。 見かねた店の者が、頼むから帰ってくれとお金を渡し、とにかく帰すという本末転倒の見本のようなお噺です。 とりあえず、教訓。世の中、図々しいぐらいの方が楽しめる。
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saheizi-inokori at 2005-10-10 22:13
http://homepage3.nifty.com/~tomikura/rakugo/a.html
からのコピーで長くなりすみません。この解説はちょっと怪しいです。行灯部屋の閉じ込めていたら大変。これはサヘイジがそもそも病気を治すために南、すなわち品川でゆっくりしたくてたくらんだのです。 ちなんだ話題をTBします。
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saheizi-inokori at 2005-10-10 22:14
長いので読んだら消してください。
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suiryutei at 2005-10-11 08:42
saheizi-inokoriさん、早速のお返事ありがとうございます。
先月のご自分の日記に書いてあったんですね。読み落としていました。汗・汗・・・。 私は落語のことは全然知らないのですが、円生と志ん生の名は聞いています。高座で聴いているとはすごいですね。 佐平次さんというのは、川島雄三監督の映画『幕末太陽伝』でフランキー堺が演じたようなキャラクターなのかな。あの映画の舞台は品川の遊郭[土蔵相模]でした。
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saheizi-inokori at 2005-10-11 09:51
まさに、それです。幕末太陽伝は居残り佐平次を下敷きにしているそうです。というのは私は残念ながらこの佳作を見ていないのです。フランキー堺のいいところが出ていると、確か小林信彦が言っていたような。
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suiryutei at 2005-10-11 10:17
あ、そうでしたか。半分当てずっぽうで書いたのですが、当たってよかった。
あの映画では石原裕次郎が高杉晋作の役で出ていて、フランキー堺と連れションしながら(それとも朝風呂に浸かりながらだったかな)高杉が作ったという「三千世界の鳥をころし主と朝寝がしてみたい・・・」を唸ったりしていたのも印象に残っています。フランキー堺はたしかに快演でした。
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