新人事制度 大阪での報告①~③
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今日は勤務が休み。明日が夜勤で明後日から泊り勤務が続くから、今日の休日は貴重だ。『伝送便』誌来月号の原稿書きにあてることにした。 書こうと思ったことは、小泉総理の年頭会見のことである。一国の総理として、なんともお粗末であった。しかし、あの会見に対して、大人気ないとか近隣国への配慮が足りないという批判はあっても、あそこでふりかざされた「精神の自由」のトンチンカンさ加減については、あまり言われていないのではないだろうか。 そうしたら、昨日、ホリエモン氏が逮捕された。昨夜からTVはその話題で持ちきり。「法律に触れなければ何をしようと自由だ」といった意味のことを彼は日頃から語っていたとも報じられた。 このホリエモン氏の自由観と、小泉総理のそれは似たところがあるのではないか。つまり、二人とも、自由を外的拘束から身をかわすこととしてしか理解していない。自律という観念が抜けているのである。そのあたりのことを書いてみた。1000字ちょっとの文章だから、舌足らずなところがあるけれど、さきほど、どうにか完成。 しかしホリエモンという人、近鉄球団の買収問題で登場したときはそんな悪い感じはしなかったけれど、後がいけない。選挙のときには「強い者がもっと強くなれるような世の中を」とか言っていたな。小泉政治の広告塔としてはピッタリだったんだろうが。 「堀江貴文氏と小泉政治はウリ二つの『合わせ鏡』だ」(経済評論家 内橋克人氏 1/21朝日朝刊)と酔流亭も思う。
by suiryutei
| 2006-01-24 17:17
| ニュース・評論
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Comments(7)
このところ、ホリエモンの件があって、自分も同じような企業の中枢で、
トップに対する方向感を具申しているので、人ごとではありません。 彼は人間としての社会環境に対する認識が欠如していたのはもちろん、 一番の勘違いは、経済人としての人格形成だろう。経済人は本来そこに経済をする行為で人格の厚みを重ねていくものだが、バーチャルなゲーム性は、人の厚みを作っていかないから、いつまでも年輪の重ねのような深みを持たない。 小泉さんの致命的な欠陥は、政治は、人づくりだという概念が欠如していて、経済原理にだけに向かっている。 全く似たような、二人ではある。どこかで思索が中座してるでしょう。 哲学する行為がまったくない。困ったもんです。こんな人たちが、日本の中心に躍り出てくるんだから。
0
政治の世界も、メディア(テレビ・ラジオ・雑誌)の世界もこんな人だから出てくるのです。心豊かな人はそういう場に出る必要が無いから・・・でもこのままでは良くない事は誰もが解かっているはず。 自分もそういう世の中で暮らしているので肩身が狭く感じます。 私達は人間の前に動物である事を忘れてはいけないと思うし、男・女と言うよりも雄・雌です。花も鳥も犬も自然の世界はそれで成り立っています。男としての役割、女としての役割が自然に反しているからこんな世の中だと感じます。
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saheizi-inokori at 2006-01-25 08:08
>自律という観念が抜けている
わがまま、ということですね。己が一番、俺だけ、我が儘。子供。幼児化した日本かもしれませんね。
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「きょうや」近くのすずき
at 2006-01-25 08:38
x
何だかんだ言うけど、結局、資本主義は弱肉強食の世界。ホリエモンを攻めたところで、何が変わるの?って感じです。
彼をこのようにさせてしまったのも資本主義という経済体制があったからでしょうね。平等とか自由というのは、格差社会を生み出す体制化ではありえないと(勝手な解釈かもしれませんが)思っています。
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suiryutei at 2006-01-25 09:13
夢八さん、義蕎さん、佐平次さん、すずきさん、おはようございます。コメントありがとうございます。
昨日は仕事が休みだったので、夕方からTV各局のニュース番組(というよりワイドショー?)を眺めながら酒を飲み出したのですが、同じような映像とナレーションがくり返されるのに、ちょっとゲンナリしてしまいました。 ホリエモン氏を選挙に担ぎ出した責任を問われて小泉総理は「あのときはみんなが持ち上げていたんだから・・」みたいな釈明をしていましたが、当時だって持ち上げていた人もいれば批判的だった人もいる。そして小泉氏らは持ち上げる側にまわっていたということではないですか。ごまかしてはいけないと思う。 それにしても、当初から批判的だった人が辛口コメントを出すのなら納得しますが(日記本文に引用した内橋克人氏のように)、持ち上げていた人たちが、彼が失墜するや遅れてはならじとばかり総叩きに加わるのは見苦しいですね。
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naomu-cyo at 2006-01-30 14:50
こないだの新聞だかに「天才は矛盾をはらんでいる」みたいなことが書いてあったのを思い出しました。別にホリエモンが天才だとか言うつもりもないですし、天才の定義すらよくわかりません。ただホリエモンにわたしが抱いているイメージというのが「現実的な夢追い人」というものなので、なんだか矛盾しているなあと思ったまでです。
単純に、「俺金持ってるから球団買っちゃおうかなー」くらいなノリだったのかもしれないですけどね。
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suiryutei at 2006-01-31 10:18
むーちょさん、おはようございます。
「現実的な夢追い人」というのは言いえて妙だというところも、たしかにあったようにも思います。近鉄球団買収問題のとき、近鉄ファンの前に立ってTシャツ姿でハンドマイクでアジッていたときの彼に対しては私も好感を持ったのですが。
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