新人事制度 大阪での報告①~③
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2月12日は「振り替え休日」であった。前日の11日が「建国記念の日」で日曜だったからである。この「建国」ということの意味が酔流亭にはよくわからないのだが(何をもって国を建てたことの根拠にするのか?)、ともかく酔流亭の勤務指定もこの日は休みになっていた。 ふりかえれば、いわゆる祝日に酔流亭が休むのは久しぶりのことである。去年11月の「文化の日」も「勤労感謝の日」も、12月の「天皇誕生日」も働いていた。今年になって正月三が日と「成人の日」も出番であった。 これは別に酔流亭が人一倍働き者で休日返上をしているわけではない。勤務指定のパターンがたまたまそうなっただけで、週二日はちゃんと休んでいる。それでも、たまに世間並みに日曜とか祝日に休みが合うのはうれしいものだ。 朝食はビスケット、バナナ、ヨーグルトにコーヒーと軽くすませておいたから、午前11時を過ぎると、もう腹が減ってきた。快晴である。散歩がてら昼食は外で摂ろうと、11時半に妻と家を出た。近所の中華料理屋に久しぶりに入る。 この店に入るのは二年ぶりくらいだ。なんだか以前と様子が違う。客がまだいないのは時間が早いから当然としても、店内が薄暗い。テレビの音量がやけに大きい。妙なニオイが漂うのは、掃除が行き届かないせいか。 店の女性(パートの人のようであった)にテレビのボリュームを下げてもらうよう頼み、ラーメンと半チャーハンのセットを注文する。妻も同じもの。 10数分待っていても、出てこない。のみならず、調理をしているような様子が奥の厨房から窺えない。チャーハンなら炒める音くらい聴こえてきそうなものだが。 で、女性に「まだかかりますか」と聞くや、「(店主が)まだ降りてこないんです」。 呆れた。降りてこないというのは、二階が住居で、厨房にはまだ人もいないということだろう。 思わず「なぜ初めにそれを言わない!」と声を荒げてしまった。飲食店の人に向かって大きな声を上げたのは、酔流亭は生まれて初めてのことである。 それに比べて冷静な妻が「奥さんはどうしたんですか」と尋ねた。以前は、台湾から来た働き者の若い女性がいたのである。赤ちゃんがいるのを知っているから、店主と夫婦二人して異国で頑張っているものと私たちは思っていた。 「いま国に帰っています」ということであった。 その店を出て、結局、同じ通りの、100メートルと離れていないチェーンの中華の店に入った。今日は昼は飲まずにおこうと思っていたけれど、気分が晴れないから生ビールを一杯たのむ。 勘定は安いけれど、それだけに不味かった。しかし大きな店だしチェーン店として名が知られているせいか、それなりに賑わっている。家族連れは、メニューが豊富だから、どうしてもチェーン店のほうに足が向くのだろう。 さきほどの店は、開店したのは5年ほど前だが、その頃は商売に気合が入っていた。味もよかった。台湾の本場の料理ってこういうものかと思ったものだ。しかし小さな店が大きな店に対抗するのはむずかしいのか。しかも、つい最近、ラーメン屋が一軒、近所に開業した。客層は重なる。店主は過当競争に勝ち目を見出せなくなって投げやりになってしまったのだろうか。 午後は、フランスで開かれていた柔道の国際大会の中継を民放TVで視た。井上康生選手が出場した、最重量の100キロ超級に注目する。井上選手は最近まで100キロ級に出場していたのだから、相手はいずれもひとまわり以上大きい。決勝はスリリングな展開。対戦相手のベラルーシの選手に、あわや一本かと思われる技ありの大技をくったあと、逆転の一本勝ちだった。 その鮮やかな勝利に、いくらか気分がスッキリした。
by suiryutei
| 2007-02-14 05:48
| 身辺雑記・自然
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