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■2004/09/23 (木) 13:29:47 山の湯宿の水出しコーヒーと天の川 今回の旅の一泊目は蔵王の宮城県側の峩々温泉に宿をとった。そこから蔵王山頂を越えて庄内平野に抜けたのである。 峩々温泉は日本秘湯の会会員、山の中の一軒宿だ。到着すると、帳場のところで水出しコーヒーを淹れる器具があるのに気付いた。翌朝、宿泊客に飲ませてくれるらしい。夕食後にはボンネットバスで蔵王山頂付近まで連れて行って星空を見せてくれた。この星空が素晴らしかった。バスを運転した宿の人も、これほど星がよく見える夜は蔵王でも珍しいと言う。そういえば昼間の空も抜けるような青空だった。 天の川が見えた。酔流亭は、おそらく生まれて初めての経験だと思う。あやふやなのは、小さいころ空を見上げると天の川が見えたような記憶があったからだ。しかし、これはあやしい。酔流亭の少年時代である昭和30年代の東京の夜空がそんなにキレイだったわけがない。多分、絵本か何かで見たものを実際に見たと思い込んでいたのではないかと思う。そうだとすると、この夜は酔流亭の人生にとって記録に残しておかなければいけない日である。こんな見事な星空をこの先ふたたび見ることができるかしら。 翌朝、朝食後にロビーの談話室でコーヒーをいただく。宿泊した人数分のコーヒーを水出しで淹れるには長い時間がかかったろう。今まで温泉宿で飲んだコーヒーの中で最高の味である。「ご飯や味噌汁とちがって、コーヒーはお替りはできないよね?」とたずねたら「人数分しか用意していないので、すみません」と宿のスタッフの可愛らしい女性が申し訳なさそうに断る。いやいや、あつかましいお願いをした酔流亭のほうが申し訳ない。このコーヒー一杯のためにでも、また峩々温泉に行きたくなった。 ここまで数日間、旅で印象に残ったことを順不同で思いつくまま書きとめてきました。明日からは普段の日記に戻る予定です。
by suiryutei
| 2004-09-23 23:10
| 旅行
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