新人事制度 大阪での報告①~③
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土曜日(1日)は、『フォーラム色川』の例会があった。テーマは「自民党の描く『憲法改正後の世界』をビジュアル化する」というものであって、事務局の若いメンバーが分担してレポートを行ったようだ。ところが酔流亭はこの日は昼間の勤務で例会に出られず、夜の懇親会から参加した。このところ『フォーラム』の例会がある日は決まって昼間の勤務に当たってしまう。それで酒を飲む時間だけ顔を出すということが続いている(なんとも不真面目な会員で申し訳ないです)。 夜の7時頃、吉祥寺駅前の居酒屋に着くと、懇親会もそろそろお開きの時間に近い。そこで『フォーラム』事務局のメンバーと二次会に行った。西荻窪に場所を移して、カウンター席だけの静かな居酒屋である。 良い店であった。酔流亭は二度目だが、事務局のメンバーは行きつけにしているらしい。酒の品揃えがよく、しかも徳利に正味一合酌まれて、酒価は高くない。肴も気が利いている。店主の見識が窺われた。 店内には秋の草花が活けてあった。われわれの前のカウンターに置かれた花瓶に挿された花を見て、事務局の紅一点であるTさんが「あら、ワレモコウ・・・」。そこで酔流亭がちょっと知ったかぶりをした。「若山牧水に、こういう歌があるんだ」。 吾木香(われもこう)すすきかるかや秋くさのさびしききはみ君におくらむ Tさんが「ワレモコウって、変った字を書くんですよね。吾という字と・・・コウは紅」、そう言ってから、あれは電子辞典とでも言えばいいのだろうか、電卓大の大きさで何でも検索できる箱を取り出して、ピッピッと調べてくれる。たしかに吾亦紅と書く。もうひとつ、吾木香という書き方も出てきて、上記の牧水の歌はこちらの字をあてているようだ。 夏の暑さが去り、日暮れると蝉に替わって秋の虫が鳴く頃に咲く花である。すなわち酒が美味くなる季節の花だ。 「花300」さんのサイトから写真をお借りしました。 http://www.hana300.com
by suiryutei
| 2007-09-03 19:36
| 文学・書評
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Comments(5)
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by
真秀
at 2007-09-05 00:21
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吾亦紅、私の好きなさだまさしさんの曲にその題名の曲があります。
その絡みで知ったのですが、 酔流亭さんは、触れておられなかったですが、 「亦」には、「また」と言う意味があり、「吾亦紅」という名は、 「秋に紅くなる葉や実の多い中で、ささやかだけれども、「吾もまた紅」である」 という名前なのだとか。 素敵な名前だなと思います。
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by
suiryutei at 2007-09-05 09:04
真秀さん、おはようございます。真秀さんのことは妻とよく話題に上るのですが、拙ブログにコメントをくださるのは初めてではないでしょうか。
花名は「吾もまた紅である」の意ですか。なるほど。これを聞いて、この花がますます好きになりました。
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by
hanamaki3 at 2007-09-05 18:06
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by
真秀
at 2007-09-06 00:35
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by
suiryutei at 2007-09-06 10:34
真秀さん、おはようございます。一心同体の夫婦なもので・・・・。
これに懲りずに、またお越しくださいませ。
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