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昨日、この日記にうれしいコメントをくださった凡さんが、花まきさんのサイトの掲示板に阿佐ヶ谷の蕎麦屋[道心]について書き込みをして、若山牧水の歌「白玉の歯にしみとおる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり」を引いている。それで、日記にコメントをもらったお返しというわけではないのだが、酔流亭はその書き込みにレスをつけた。しかし、自分の好きな牧水の秋の歌でも挙げれば気が利いていたろうに、出勤前で気が急いていて、それをしなかった。遅ればせながら、思いつくものをここに(花まきサイトのアドレスはhttp://members.jcom.home.ne.jp/juann/です)。 ![]() まずは、 吾木香(われもこう)すすきかるかや秋くさのさびしききはみ君におくらむ しかし、秋といっても、これはもうすこし早い時季の歌か。そろそろススキはオバケになってきた。 秋かぜや日本(やまと)の国の稲の穂の酒のあぢわい日にまさり来れ これも、すでに稲の刈入れは終わってしまったな。それに今年は悪天候で農作物は不作だし新潟では造り酒屋が地震で大きな被害を受けた。この秋の歌としては、ふさわしくないか。 さびしみて生ける命のただひとつの道づれとこそ酒をおもふに 好きな歌である。しかし酔流亭が引くのは、ちょっとまづい。「ただひとつの道づれが酒なら、じゃあ私は何なのよ」と女房にぶっ飛ばされてしまう。 女房といえば、 妻が眼を盗みて飲める酒なればあわて飲み噎せ鼻ゆこぼしつ これは季節を問わず我が家の日常風景。 ■
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by suiryutei
| 2004-11-20 18:00
| 文学・書評
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Comments(4)
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和歌の引用、素敵です。若山牧水の歌、情景が手に取るように伝わってきますね。実にいいです。酔流亭さんはお詠みにならないんですか?
和歌はわりと好きなのでごくまれに本を購入したりしますねー。「モガリ笛いく夜もがらせ花ニ逢はん」は檀一雄の辞世の句でした。
言い忘れが。豪華なゆず!
冬至にはゆずのお風呂ですね。まだ先ですが。
すばらしいゆずですね。小生昨日もゆずをお店で買いゆず風呂でした。自宅にてゆずがたくさんとれるとはうらやましい。
一本だけある柚子の木で、何年も実をつけなかった時期もあるのですが、去年あたりからたくさん成るようになりました。ゆず風呂、さっそくやってもましたよ。昨夜はポン酢を作って焼肉のたれに。
ただのアル中だなんて言う人もいますが、牧水は好きです。旅と酒、憧れてしまう。自分で詠む才能は無いので、人の歌の引用でお茶を濁しているような・・。「・・花ニ逢はん」ですか。檀一雄らしい。
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