新人事制度 大阪での報告①~③
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大型連休が明けると、東京の下町は祭りの季節だ。神田祭も、この土・日がヤマであった。神輿(みこし)が出るのは10日だという。だから8日の金曜の夕方、神保町から九段通りを歩いて須田町の交差点近くまで来たとき、横丁からは祭囃子が聴こえてきた。つられて横丁を曲がってみると、町内会のテントが張られていて、半被姿の男性・着物姿の女性が詰めている。祭囃子のテープも、そのテントから流れてくるのだった。 そんなふうに寄り道しながら、待ち合わせの5時半に遅れないよう[まつや]に向かう。初夏の5時半というのは、充分に明るい。その日は朝からぐずついた天気で、雨が降ったりやんだりだったけれど、その時間になって青空がようやくひろがってきた。 店の前に、背の高い60年配の男性が立っている。初めてお会いするのに、それがTaさんであるのはすぐわかった。思っていたとおり、世俗を超脱したような雰囲気を湛えてているからだ。 ずっと前のことだが、ブログのコメント欄でFouさんとやりとりしているうち、ひょんなことから、お連れ合いのTaさんが酔流亭の中学・高校の先輩であることがわかった。そのころTaさんはネパールにいた。かの国の国づくりの手伝いをなさっていたのである。 Fouさんは駐車場に車を停めに行っているという。金曜の夕方の東京下町のことであるから、手頃なパーキングをみつけるのにちょっと手間取っているようだ。そのうち、なかやんさん到着。そのあいだにTaさんと話していてわかったことだが、Taさんとなかやんさんは大学の先輩後輩ということになる。もちろんこれが初対面。そして出身校が同じということとは関係なく、私たちはすぐ打ち解けた。 やがて、満面に笑みを浮かべた女性が歩いてくる。手をふっている。初めてお会いするFouさんだ。 (つづく) ※なかやんさんのブログ『なかやん日記』に、当夜のことが早速UPされています。 ☆『神田まつや蕎麦会』(『なかやん日記09年5月9日)
by suiryutei
| 2009-05-10 21:10
| 酒・蕎麦・食関係
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Comments(4)
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Fou
at 2009-05-10 23:07
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酔流亭さんも神田明神の祭の雰囲気をまつやに来る前に見聞していたのですね。
まつやの反対側(靖国通りの)の歩道橋を上がろうとした時にまつやの前にTaとおしゃべりしている人が見えたので手を振ったけれどin vain, 歩道橋の真ん中に差し掛かった時に見たら、あら、もう一人、初老の殿方が三人、手を振ったが、またもやin vain. 歩道橋の端まで来たときに立ち止まって、大きく手を振ったら3人の紳士達が手を振ってくれた。 酔流亭、なかやんさんとの出会いはこんな風でしたね。 それにしても、まつやの辺りは「近くに駐車場は?」「ありません」というロケーション。諸般の事情で杉並から車で行くのが一番ということでした。
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suiryutei at 2009-05-11 08:16
Fouさん、おはようございます。
昨日も勤務の帰り、電車の中で半被姿の人を見かけました。昼は真夏のような暑さでしたから、神輿を担ぐのも大変だったでしょうけど。 次回お会いするときは、Taさんのドクター・ストップが解除されていればいいんですが。
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nakayanh at 2009-05-13 23:16
酔流亭さん、先日は有難うございました。コメントが遅苦なって失礼しました。
Fouさん、Taさん、まつやでは有難うございました。内面的な教養の深さも 然ることながら、外見が想像通りの御洒落で素敵なお二人でした。 お目に掛かれて誠に光栄でした。是非又次の機会を楽しみにしています。その時はTaさんも是非ご一緒に飲りましょう。
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suiryutei at 2009-05-14 23:14
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