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毎年、晩秋になると岩手からりんごが贈られてくる。亡母のいとこになる方が送ってくださるのだ。もう80代なかばで、4年前に奥様を亡くされて今は盛岡郊外のホームに入っているが、まだまだお元気だ。 このりんごは旨い。青森に比べると岩手のりんごは知られていないけれど、岩手の人は口下手、宣伝下手なのである。しかし実力はある。浅田次郎の小説『壬生義士伝』の主人公を思い浮かべていただきたい(酔流亭も原作は読んでいなくて3年前に正月のTVドラマで渡辺謙が演じたのを視ただけだが)。 数日前、そのりんごが届いた。 大根・人参・春菊。昨夜はその春菊を使ってすき焼きをした。肉より春菊が主役のすき焼きである。じつに美味しかった。 悪天候で農作物が不作の今年の秋。それだけに大地の恵みと人の好意が身にしみる。
by suiryutei
| 2004-11-22 09:55
| 身辺雑記・自然
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Comments(6)
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naomu-cyo at 2004-11-24 00:48
「壬生義士伝」、本もドラマも映画も読んだり見たりしましたが、ドラマがなんといってもよかったです!あれは実によかった。この作品と「たそがれ清兵衛」(映画)は時代的に重なるせいか共通項もいくつか見られました。
土のついたままの野菜、新鮮そのもの!心なしか、色が濃い気がしますね。人参はとても甘そうです。
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suiryutei at 2004-11-24 06:39
あのドラマのころ、渡辺謙は自分も借金問題で苦しんでいたせいもあるのか、凄く迫力がありました。『たそがれ清兵衛』、好きな映画です。むーちょさんは、『隠し剣・・』も、もうご覧になったんですね。
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naomu-cyo at 2004-11-26 00:37
観てきました。安易に比較するものでもないとは思いますが、ヒロイン対決は宮沢りえに軍配かな、と(笑)。主人公に関しては、永瀬正敏の年齢であれだけいい感じに枯れている雰囲気を出せるのは素晴らしいと思いました(変なほめかたですが・・・)。身のこなしに関しては真田さんがなんともよかったですけどね。あれはやはい慣れでしょうか。
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suiryutei at 2004-11-26 23:51
『たそがれ清兵衛』の宮沢りえはよかったですね。今年の『父と暮せば』でも、よかった。以前はあまり良い印象を持っていなかったのですが、見直しました。そういえば『父と暮せば』以後、映画館に行っていないなあ。観たい映画は、日本映画だけでも何本もあるのに・・。
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naomu-cyo at 2004-11-29 03:35
「父と暮らせば」ご覧になったんですね!観たかったのですよ、あれ。仕方無い、ビデオになりそうです。
個人的に日本映画好きなので、5本中3本は日本のものだったりします。周りの人はなかなか評価してくれませんが、わたしは大好きです。
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suiryutei at 2004-11-29 09:50
『父と暮せば』は、すまけいと女優さん(名を失念)とで二人芝居をやったのもよかったです。数年前にTVで録画中継されたのを視ました。
日本映画、いいですよね。いま観たいのは『血と骨』。これから年末で忙しくなるので、映画館に行けるかわからないのですが。
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