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昨日の日記にも書いたように、酔流亭はいま夏休みである。だから、今朝もゆっくり起きた。妻がチーズトーストを焼き酔流亭がコーヒーを淹れて、朝食が始まったのがちょうど8時。TVは広島の平和記念式典の中継に切り替わった。秋葉忠利・広島市長が『平和宣言』を、麻生太郎総理があいさつを、広島在住の小学生の男女ふたりが子どもとしての平和への誓いを、それぞれ読み上げる。子ども達は大抵いつも女の子のほうが背が高い、と妻が言う。そういえばそうだ。ここ数年、8月の上旬に休みをとるようにしているから、広島と長崎の慰霊式は毎年視ている。 被爆64年という数字に、酔流亭が初めて広島を訪ねたのは28年目の夏だったなと思い出した。1973年。酔流亭は18歳の大学一年生だった。戦後10年たった1955年生まれである。 50年以上生きてみてわかるのだが、28年なんて僅かな時間である。今から28年前というと酔流亭は26歳だが、その年に起きたことなんか、ついこのあいだあったことのように憶えている。しかし18歳の酔流亭には、広島と長崎で起きた惨状がごく近い過去のことであったことが充分には理解できていなかった。 さて64年といえば、これはもう短い時間とは言えない。そのあいだに核廃絶への歩みはどれだけ進んだろうか。何の前進もなかったとは思いたくないのだが。 ※原爆忌にあたっての過去ログをいくつかUPしておきます。 ☆『「父と暮らせば」紹介文』(04年8月6日) ☆『広島と長崎』(05年8月10日) ☆『広島市長の「平和宣言」をめぐって』(07年8月9日)
by suiryutei
| 2009-08-06 09:54
| ニュース・評論
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Comments(4)
ゆうべは楽しかったですね。
今朝詠った歌をTBさせていただきました。
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suiryutei at 2009-08-07 08:44
髭彦さん、おはようございます。
美味しい料理、旨い酒、愉しい会話でした。 オバマは前大統領より勿論はるかにいいですし、秋葉・広島市長の『平和宣言』もオバマの積極面をさらにひきだそうとする言い回しになっていると思いますが、やはり核大国の指導者だなあと感じてしまうところもありますね。 そこを変えていく運動を作っていかなければ、ということですが。
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naou7 at 2009-08-07 12:08
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by
suiryutei at 2009-08-07 14:30
naoさん、こんにちは。
二次会も盛り上がったみたいですね。佐平次さんの歌、聴いてみたい気もちょっと。
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