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日本橋三越の正面玄関、あの二匹のライオンの像が鎮座しているところに待ち合わせたのが午後6時20分。Fouさん・がじゅたん・ミオちゃんパパ・酔流亭である。 ところが、そのとき空はにわかに掻き曇り、ものすごい雨になった。カミナリも鳴る。この夜の蕎麦会の場所[御清水庵 清恵]は日本橋の橋のたもとにあって、三越とは200mほどの距離に過ぎないけれど、この雨では傘も役に立たずズブ濡れになりそう。 機転を利かしたのはFouさん。なにしろデパートであるから客待ちのタクシーには事欠かない。「近くで悪いのだけれど・・・」と運転手さんに声をかける。 「[天松]という天麩羅屋のビルが見えるでしょ。その横の店です」。 雨が降り出す前に店の場所を確認しておいてよかった。 おかげで濡れることなく店に到着すると、なかやんさんはすでに店内に来ている。 まず生ビールで乾杯(がじゅたんはウーロン茶)。ゴロゴロゴロドシーンと、カミナリの鳴るのがビルの中の店内に居ても聴こえる。すぐ近くに落ちたのだろう。真夏の夜の宴として、これも興趣ある。 「これを食え。鯖を食べて酒をキューッと飲めば誰だって仲直りできる」。 なるほど、福井の鯖はたしかにそれくらい美味い。 お開きになったのは9時をまわった頃。外に出ると、雨はもう上がっていた。真ん丸の月に気づいたのは、帰途、我孫子駅で成田線に乗り換えるとき。満月の翌日だったから、十六夜の月だ。 雷雨、愉しき宴、そして雨上がりの月。心に残る真夏の夜となった。
by suiryutei
| 2009-08-09 10:55
| 酒・蕎麦・食関係
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Comments(4)
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nakayanh at 2009-08-09 15:24
酔流亭さん、蕎麦会お声掛け頂き有難うございました。
蕎麦も酒肴も江戸前とは異なる、福井の味と趣があって これもなかなか乙なものでしたね。 帰りは乗り過ごして我孫子まで行ってしまいましたが、眠気の中 リカバリーに必死で、とても十六夜の月を見る余裕はありませんでした。 歌詠みの酔流亭さんの雅趣の足元にも及びません。
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suiryutei at 2009-08-09 17:05
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Fou
at 2009-08-11 21:36
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母の真似をして作っていた蕎麦掻はこれ、まつや、大森更科の葉っぱ形を見て少々ショックを受けていたところでした。
山のようなネギ、海苔、溶き山葵、醤油で熱々を食べなさい!というのが母のお得意でしたが、父は「こういう食べものはご馳走じゃない!と嫌いだったのよね、フッフ。私は田舎育ちだからね!」と母は笑ってました。懐かしい食べものです。私はこれに夏なら庭の茗荷を薬味に加えます。ただし、長年、作っていませんが。
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suiryutei at 2009-08-12 08:44
Fouさん、おはようございます。先日は愉しい晩でした。
私の母も、晩年、近所の蕎麦屋さんから蕎麦粉を分けてもらって時々蕎麦掻きを作っていたようです。ただ、私が飲み会などで帰宅せず自分ひとりで食事するときに限っていました。それはやはり「ご馳走ではないから」という気持ちがあったのでしょう。 茗荷、私も大好物です。
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