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新人事制度 大阪での報告①~③
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9月5日の大阪での郵政座談会について新聞『思想運動』9/15号に記事を書きましたので転写します。なお人名はローマ字の頭文字表記に替えてあります。 ![]() 座談会のテーマは『正規と非正規の壁をどう打ち破るか』。郵政において亀井静香・前金融郵政担当大臣の打ち出した非正規雇用労働者の正社員化(3・18亀井発言)をめぐって、そこから見えてくる郵政ひいては我が国労働運動の問題と我々がなすべき課題について論じ合った。司会はJP労組京都の組合員であるR・Sさん。 冒頭の発言者は三人で、まず私は今夏のHOWSセミナーでのパネルディスカッションでの討議をふまえて職場に浸透しつつある企業意識について、また自分の職場における活動について不十分点の反省をこめて報告した。 期間雇用社員として働くY・Kさんは、このかん本紙や『社会評論』に瑞々しい感覚で労働者通信を寄稿している。その記事のファンは関西にも多いようだ。この日も、職場での日常に思うことを率直な言葉で語った。同世代の若い郵政労働者も参加していたから、よい交流ができたのではないか。 続いてS・Kさん。関西におけるJP労組内反対派の中心的存在である。かつて旧全逓地区本部書記長のころから地域の労働運動とも積極的に関わり、地域ユニオンへの参加もすすめてきた。企業の枠を超える、そうした取り組みが旧全逓近畿地本に目の敵にされるのだが、兵庫で支部長をしていたとき他府県である大阪に配転という明らかな不当労働行為に抗した「S裁判」は、関西の運動をつなぐ結節点となって闘われた。豊富な実践に裏打ちされた発言には教えられるところ多かった。 このあと全体での討論に。非正規雇用の急増と格差拡大は郵政の職場だけでなく日本社会全体に広がっている問題。企業を超えた統一闘争が展開されなければならないのに、企業意識で固まった労組幹部の集まりである連合中央にそれを望むべくもない。亀井発言にうろたえるだけの姿に端的なように、むしろ逆の役目を果たしている。本来なら前衛党の出番である。労働者階級の党として、企業意識と切断されたところに自らを組織しているのが革命的前衛だからだ。しかるに、その不在が状況をいっそう困難なものとしている。しかし困難さが意識されるということは、その打開の努力もまた始まっているということである。もがきながらであっても、これをすすめていこうと確認しあった。 初めて訪問した関西事務所は、大阪天満宮に近いこの場所に引っ越してきたばかりと聞く。天満宮の裏には繁昌亭という常打ち寄席があって、R・Sさんは時々ここで上方落語を聴くそうだ。そういえば三年前のNHK朝の連続ドラマ『ちりとてちん』は女流落語家の成長物語だったけれど福井県小浜市からあてもなく大阪に出てきたヒロインが出会う落語の師匠の家はこのあたりという設定であった。「日本一長い」天神橋筋商店街もすぐ。飲むのに安くて美味い店には不自由しない。思想運動の事務所自体ちょっとした集会をやるに充分なスペースを持っているが、この日は21人の参加で一杯になった。懇親会のビールがことのほか美味かったのは暑さ及びエアコンの効きが悪かったせいばかりでなく、充実した討論ができたからである。R・Sさん始め関西の会員の皆さん、会外から参加してくださった皆さんに改めて感謝申し上げます。 ※関連する過去ログとして ☆『猛暑の大阪で ~9/5郵政座談会』(10年9月6日)
by suiryutei
| 2010-09-20 20:14
| ニュース・評論
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