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クリスマス・イヴの昼間は換気扇の掃除をした。暖炉もストーブも無い我が家には、したがって煙突も無く、サンタが来るとしたら、換気扇のところからでも入ってくるしかないからである。 ・・・というのは、むろん冗談で、年に一度は換気扇の掃除をしなければならない。 プロペラみたいなものと外側の枠とを取り外して、洗剤をかけて油を拭き取っていく。一年分といっても二人暮しの煮炊きだから、汚れはたかが知れている。しかし、拭き取りながら思うのだけれど、考えてみればこれは随分むなしい仕事だ。ピカピカに磨き上げたところで、また明日から油分を含んだ風を受け止めることになるのである。すぐ汚れだすことがわかっているものを磨き上げてどうするというのか・・・。 もっとも、そんなふうに考えてしまっては、換気扇に限らず、そもそも掃除という行為は無駄だということになってしまう。 あるいはまた、こうも考える。人間の営みというのは、結局はむなしいことの繰り返しであるのか、と。 圧制を振るう権力があったとする。いや、権力は全て圧制を振るうだろう。それで、革命を起こして首尾よくこれを倒したとする。革命権力は、始めのうちはいいとして、やがては腐敗を始める。その腐敗を糾弾する声を抑えるために圧制を振るうようになる。すると、またその権力を倒すために革命運動をやらなくてはならない。人類の歴史はこの繰り返しではないか。今日磨き上げた換気扇が、また明日から汚れはじめ、来年の今ごろにはまた掃除しなければならないように。 ![]() 掃除を終えて、夜は柏にあるイタリアン[ゾエズ]へ。クリスマス・ディナーとワイン。この店は地元では口コミで評判で、普段でもなかなか予約が取れない。今年はイブの酔流亭の勤務が休みだと早くからわかったので席を取ることができた。料理もワインも、申し分なし。(写真のツリーは「花まき画像掲示板」に載ったさいとうさんの写真を拝借)
by suiryutei
| 2004-12-25 08:24
| 身辺雑記・自然
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