新人事制度 大阪での報告①~③
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島根県隠岐の島町の住民から、島の沖合に不審な船がいるとの通報があったのは一昨日(6日)の午前11時半ごろであった。海上保安庁が調べたところ、船内には3人の成人男性と遺体がひとつ。3人が話すところによれば、北朝鮮から来たこと、漁をしていてエンジンが故障し、先月中旬から漂流したこと、いわゆる脱北ではなく、自分の国に帰りたいということである。 以上は昨日の朝刊に書いてあったこと。 事情が以上であるなら、隣国としてすべきことは明らかである。生存者に栄養のある食事を与えて休養させ、すみやかに自国に送り届けることだ。 しかるに、発見から丸二日近くがたった今朝7時台のNHKニュースが報じるところでは、海上保安庁は外務省や入管局となお「慎重な対応」を協議しているのだという。3人の身柄は海上の保安庁巡視艇の中に置かれたままである。亡くなった人の死因は低体温症とのこと。死後一週間がたっている。漂流中の寒さにやられたのだろう。 報道されていること以外に何か不審な点があるのであろうか。北朝鮮は色々問題のある国だから、そこからの漂流民だって簡単には送り返すわけにはいかないぞ、ということが対応の長引いている理由であるとしたら、それはちょっと間違っているのではないか。授業料無償化から朝鮮学校がいまだに除外されているのも、こういう偏狭な論理と心理によるものだが。あの国の政治体制にちょっとどうかと思うことは酔流亭にもある。しかし周囲の頑なさが彼の国をまた一段とそう仕向けていることに我々は気づかなくてはならぬ。 日本政府は人道と理性に沿った対応をすみやかにとるべきだと思う。
by suiryutei
| 2012-01-08 08:47
| ニュース・評論
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