新人事制度 大阪での報告①~③
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先月26日に行われた「福島郵便外務員の声を聞く会」は20人ほどの参加で中身の濃いものであった。 はるばる都内にやってきて話してくださった方の配達区域の放射線量は、昨年8月時点で毎時1.57~2.2マイクロシーベルトだったという。ちなみに首都圏のホットスポットと言われる我が我孫子市で酔流亭の近所の公園が0.228マイクロシーベルトだ。その約10倍の線量である。今年5月の測定では1.29~1.36マイクロシーベルト。わずかに下がっているけれどやはり高い(震災前の福島市は0.04マイクロシーベルト)。ところがJP労組の全国大会(今月開催)の議案からは放射能の「ほ」の字も消えてしまっている。 被災直後の様子とか現在の人々の暮らしなども話してくださった。それをここに報告しなくてはならないはずだけれども、当日の酔流亭は会場係り。時間の配分とか人の集まり具合とか、あるいは近くの酒屋に頼んでおいた酒とビールはまだかとかで気が気でなく、記録をとっていない。『伝送便』誌がきっと記事を載せてくれると思うので、それを待ちたい。 さて酒とビールの到着が気になったのは、会場にした文京区民センターでは室内に持ち込んでの飲食ができるからである。もちろん空き缶とかゴミは全て持ち帰らなければいけない。 開会が午後6時15分予定。会場を使えるのは9時15分までだから片づけに15分とるとして9時には会を終えなくてはならない。 福島からの報告と質疑応答を8時までとして、残る1時間を懇親会にあてた。 しかしながら、男20人に酒を飲まして、きっちり1時間で切り上げるというのは難事ですね。というか、話が盛り上がったのである。1時間では、ちょうどエンジンがかかったところという塩梅になってしまった。結局、何人かは居酒屋に行き、酔流亭の帰宅したのは日付が27日に替わってから。 ところで、その1時間にあてがった酒の量だが、缶ビールのロング缶20本と清酒二升を用意した。アルコール類をまったく飲まない方も何人かいたから、20人よりすこし少ない人数でロング缶20本というのは適量だったと思う。「足りない」という声も出なければ飲み残しもなかった。 問題は一升瓶2本のほう。酔流亭は酒飲みであり、しかも日本酒が好きであるからして、3~4人いれば一升瓶一本なんてすぐ空いてしまうと考えがちである。ところが、今日、日本酒を好む人は酒飲みにあっても多数派ではない。それに、これは冷静に考えればすぐわかることであったが、この集まりは被災地からの声を聞くのが主旨であって酒をがぶ飲みする場ではないのであった。 で、結局、一本は空になったけれど、もう一本は封を切らずに残った。 用意したのは「浦霞」(宮城)と「大七」(福島)。東北の酒にこだわったわけですが、悪くない選択でしょう。空いたのは、これは優劣をつけてのことではなく、たまたま先に封を切った「浦霞」のほう。その進み具合と時計をニラメッコしながら、「大七」は温存と決めたのである。これは酔流亭が個人的に買い取って、いま我が家に保管してある。 こういう細事に気をとられて、福島からの貴重な声をどこまで受け止められたか、忸怩たる思いがする。 追記。 たった今とどいた『伝送便』誌6月号に、会の呼びかけ人のひとり池田実さんが報告記事を書いています。 (6月1日午後4時26分記)
by suiryutei
| 2012-06-01 16:15
| ニュース・評論
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