新人事制度 大阪での報告①~③
最新の記事
タグ
労働(124)
辺野古(46) 郵便局(43) 文学(31) コロナウイルス(31) 韓国(19) 朝鮮半島(12) 映画(11) NHK朝ドラ(10) ひよっこ(9) 大西巨人(9) なつぞら(8) 神田まつや(8) 労働者文学(8) 神聖喜劇(7) 関西生コン労組(6) 狭山事件(6) ブレイディみかこ(6) ケン・ローチ(6) 蕪水亭(6) 最新のコメント
記事ランキング
カテゴリ
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... ブログジャンル
画像一覧
検索
|
宮嶋麻衣さんという女優さんをご存じですか? このブログをだいぶ前から欠かさず見てくださっている方ならご存知かなあ(いや、そもそもこのブログをそんなに熱心に読んでくださっている方はいないか)。 もう5年前になるNHK朝ドラ『ちりとてちん』のファンだったら憶えていると思う。あのドラマのヒロイン(演じていたのは貫地谷しほりさん)がいじけるといつも力強く励ましていた幼友達、順ちゃんを演じていた女優さんだ。 その順ちゃん、じゃなかった宮嶋麻衣ちゃんが、今の朝ドラ『純と愛』に今週、チョイ役で出演した。 『純と愛』のヒロイン純(夏采さん)は、ドラマ進行の現時点では大阪の大きなホテルに勤務していて、結婚式の会場を担当している。式を挙げに訪れたカップルの新婦の役が宮嶋麻衣ちゃんであった。ところが彼女は以前付き合っていた男にストーカー行為を受けていた。「式をメチャクチャにしてやる」とホテルにやってきた男をヒロインが説得して思いとどまらせるのであるけれど、このストーカー男はヒロインの真摯な説得を自分に気があるからだとカン違いというか捻じ曲げて捉え、今度はヒロイン相手にストーカー行為をエスカレートさせていく。昨日視た時点では、そういう展開であった。 宮嶋麻衣ちゃんのことからは話がちょっと逸れるけれど・・・。 人の考えを捻じ曲げて捉え、憑りつく人間っている。ちょっと前のことだが、このブログを「全部読んでいる」という人がいた。書き手としては嬉しいことである。しかし、彼は酔流亭の書く主旨に賛成して読んでくれるのではなかった。インネンをつけるタネを見つけようと嗅ぎまわっていたのである。そして、たとえば労働災害で死者が出たのを会社(使用者)には「安全配慮義務」を怠ったという責任があると酔流亭が書けば「あんたは会社が殺したと書いたろう。殺したのなら殺人事件だ。ならなぜ警察に行かない? 今日、勤務が終わったらオレと一緒に警察へ行こうじゃないか」とねじ込む。こっちは殺したとも殺人とも一言も書いていないのだが。 あるいは戦争になれば人が死ぬ。女性や子どもなど非戦闘員も犠牲になる。だからこそ戦争を起こしてはいけないのだけれど、「大昔ならともかく、現在の戦争でそんなことあるわけないだろ」とくってかかる。「左翼のためにする宣伝」だと言いたいのである。おんな子どもを持ち出すなんて汚い、と。だが本当に汚いのは、実際に「おんな子ども」を殺す連中である。最近のガザに対するイスラエルの攻撃でも女性や子どもに犠牲がたくさん出た。これは宣伝ではなく事実だ。 話を戻します。宮嶋麻衣ちゃんの出番は月曜と火曜放送の二回だけであった。もうちょっと視たかったな。一年前の『カーネーション』でも彼女、ちらっと出ていた。そのときはヒロイン糸子(尾野真千子さん)の洋裁師としての初めての客の役。だから、出番は僅かでも重要な役である。糸子と出会う前に初めて作った洋服が似合わず「自分は不細工だから・・」と諦めていたのが、それは仕立て方が悪かっただけと糸子が素敵な服を仕立ててやる。その服を着て初めて街を歩くときの彼女がじつに可愛らしかった。 演技はうまいし、可愛い人なのに大きな役にまだ恵まれないのは、ちょっと地味な印象だからだろうか。でも、「名前まで地味」と言われていた尾野真千子さんが苦節10数年を経て今ブレークしたように、宮嶋麻衣ちゃんもいつか大きく羽ばたいてほしいもの。 応援するぞ。
by suiryutei
| 2012-11-23 07:40
| 映画・TV
|
Comments(2)
|
ファン申請 |
||