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今年もたくさんの訃報を聞いたけれども、5日未明、急性呼吸窮迫症候群で亡くなった歌舞伎役者・中村勘三郎は1955年生まれ、すなわち酔流亭と同い年である。小宮山量平や新藤兼人、吉田秀和、丸谷才一、あるいは92歳だった森光子と違って至近距離に弾が落ちたという気がする。歌舞伎のことは酔流亭にはまったくわからない。しかし丸谷才一が彼を絶賛している文章を数年まえ読んだ記憶があって、あの子役がいまやそんな名優になっていたのかとの感慨をそのとき持った。 <あの子役>と書いたのは、1969年公開の映画『風林火山』に、当時13歳(彼は55年5月生まれで、映画の公開は69年の2月だから、そういう計算になる)の中村勘三郎が出演したのを観ているからだ。武田勝頼の役。 当時、酔流亭の一家は東京都下の国分寺市に住んでおり、立川の映画館に家族で観に行ったのだ。国分寺と立川は中央線で当時は二駅違い(1973年に西国分寺駅が出来てからは三駅違いになった)。家族そろって電車に乗ってまで映画を観に出かけるなんてことは、酔流亭の少年時代、後にも先にもそのときいっぺんきりだったから、そしてあの子役は自分と同い年だと多分家族の誰かから聞いたのであろう、それでこの映画と子役時代の彼のことを今でも憶えているのだ。インターネットとは便利なもので、少年時代のおぼろげな記憶の裏付けが検索するとすぐとれる。山本勘助は三船敏郎、武田信玄は萬屋錦之介、上杉謙信は石原裕次郎が扮していた。 それにしても57歳では若すぎる・・・と言いたいところだが、もうそうでもない年齢なのであろう。ともあれ冥福を祈る。
by suiryutei
| 2012-12-06 08:18
| ニュース・評論
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