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元旦の夜(いや二日の明け方かしら)に見た夢に、なんと丸谷才一さんが登場した。 丸谷さんが亡くなられたのは去年10月13日。もちろん生前のこの人と酔流亭は面識なんかありませんよ。相手は文壇の大御所だったんだから。 なのになぜ夢に出てきたか。 心当たりはある。丸谷さんの代表作のひとつ『たった一人の反乱』を「年を越す前に読もうと思う」と暮れに書いたのに、それを果たしていないからだ。 夢の内容も、その心当たりを裏付ける。現われた丸谷さんに向かって 「これが貴方の代表作ですよね」 と酔流亭が何かの本を差し出すと 「いや、そうじゃないですよ」 そう彼は首を振るのである。そうして彼方に消えていった。 そのとき酔流亭が差し出した本は何だったろう。はかない夢のかなしさで、それがわからない。あるいは『食通知ったかぶり』だったのかしら。日本のあちこちに出かけていって食べたものについて書かれた、面白い本であるけれど、小説家にとってあれは余技である。 そういえば名著『文章読本』にしたって余技といえば余技。小説家なら創作で勝負したいはずだ。ただし今挙げた二作とも手を抜いた文章は一行とて無いが。 酔流亭は今月と来月は別に読んでおかなくてはならない本があって小説には手を伸ばせないのだけれど、『たった一人の反乱』は遠くないうちに必ず読もうと思う。 それから昨夜も、今年になって何度目かの夢を見た。銀座のさる店でトンカツだか何か一緒に食べる約束を友人としたのに、時間になっても友人が一向に現れない。じつは本店とデパート内の支店と酔流亭がカン違いしていたのだ。いい加減まちくたびれたところで目が覚めた。 食い意地だけは寝ても覚めても張っている。 ※関連する過去ログとして ☆『護憲的文章論 ~丸谷才一氏を偲んで』(12年12月1日)
by suiryutei
| 2013-01-07 16:30
| 身辺雑記・自然
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