新人事制度 大阪での報告①~③
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明け方である(正確には午前4時45分ごろだ)。ドドドッときた。揺れていた時間は短かったし、余震も無かったけれど、強烈だった。生まれてから、こんなに揺れた記憶は無い。 まず部屋の明かりをつけなければいけない。垂れ下がっているヒモを引っぱればいいのだが、暗闇だと、そのヒモをつかむのにいつも手間取る。今朝もそうだった。パジャマの上に半纏をはおりながら「ついにきたか」と思った。在原業平の「つひにゆく道とはかねて聞きしかどきのうけふとは思はざりしを」が頭に浮かんだ。「この歌を本居宣長が褒めたんだったな。・・いや、そうじゃない。契沖法師が感心したのに宣長が『やまとだましひなる人は、法師ながら、かくこそ有けれ』と賛同したんじゃなかったかな」などと考える。まったく、どうでもいいことを考えている。そのくせ、こういうときにはまずどうしたらいいかというのは、さっぱりわからない。酔流亭は二階に寝ているので、階段を下りてとりあえず階下の女房の寝室に行く。女房も、もちろん起きていて、テレビのニュースを点けていた。 業平の歌は辞世の歌だから縁起でもないのだけれど、地震に出合ったとしたら、いまや誰もが「ついにきた」と思うのではないか。「まさか」とは考えないはずである。それくらい、いつ、どこで、また大地震が起きても不思議ではない。 今回は、幸い、大地震というほどのものではなかった。家の中に置いてある物でも落ちたりひっくり返ったものは無い。震度は4ないし5で、震源地は茨城県南部。茨城県と千葉県とは利根川が境になっており、酔流亭の家は利根川中流域の千葉県側になるのだが、震源はほんのすこしだけ上流の茨城側だった。我が家のすぐ近くである。 これからは、すぐ持ち出せるように大事なものはまとめておくとかしなければいけないかな。あとビールは瓶だけでなく缶も買いだめしておくとか、日本酒をすこし割れない容器に入れておくとか・・・。
by suiryutei
| 2005-02-16 12:16
| 身辺雑記・自然
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Comments(6)
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その茨城県南部の居住者としては、実は、慣れたもんでありまして、
地震にはかなり 「すれっからし」 になってしまいました。 初期微動がなくて、いきなり 「ズーン」 とくるやつは、 いつもの直下型なので、逆に安心してしまいます。 (とはいえ、今朝のは、さすがに 「おぉ~~っ」 と口走ってしまいましたが) 茨城県民としては、初期微動が 「カタカタ・・・」 とあるヤツの方が、あせります。 「この後、どんな凄いのが来るのか・・・」 と身構えてしまうわけです。
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takさん、コメントありがとうございます。そうですね、takさんのところのほうがさらに震源に近かったですね。
なるほど、「いきなりズーン」のほうがかえって安心なのかあ。ひとつ勉強になりました。しかし、いきなり来るというのは、かなわないですね。
今朝、すごい地震でしたね! ドーンときて、飛び起きました。
僕も「まさか」ではなく、「ついにきたか」と勘ぐってしまいました。 酔流亭さん、お酒以外は持っていかれないんですか??? と思って、笑ってしまいました。
ぼりこさん、コメントありがとうございます。
イザというとき、救援物資には多分、酒は含まれていないだろうと思いまして・・・。ちなみに、昨夜は山形県酒田の酒、「初孫」をたのしみました。
茨城県北部にある実家に電話をしてみました。「大丈夫だった?」と私、電話に出た弟は「何が?」・・・。震源は南部でしたがニュースで見たら震度4強はあったのではと思われる我が実家周辺。その後母から電話があり、「家族三人誰も気付かないで寝てたのよー、あはは〜」とのことでした。辞世の句、という情緒のかけらも見られないわたしの家族です・・・。
いやあ、オタオタした自分のほうが恥ずかしいですよ。ご実家の方たち、さすが。
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