新人事制度 大阪での報告①~③
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大阪でのイベントが終わった後、関西の人たちと居酒屋を二軒まわった。天満駅近くのホテルに投宿したときには日付が替わっている。なおJPネット総会の会場はPLP会館。4月28日のことである。 前の日記に書いたように、東国からの参加は池田実さんと酔流亭である(もう一人のOさんは夜行バスで帰京)から、翌朝は彼と朝食を共にする。 今やっているNHK朝ドラ『あまちゃん』のヒロインは、朝ご飯のとき鰺の干物をトーストに載せて食べる。なにしろ漁師町が舞台だ。酔流亭はその朝、鮭(シャケ)の切り身をオカズにクロワッサンをムシャムシャやってみた。ホテルの朝食というのはビュッフェ形式で和洋なんでもあるから、好きなことができるのである。悪くなかった。 そういえば今朝(6日)放送の『あまちゃん』で、ヒロインの母・小泉今日子さんは日本酒飲んで酔っ払ってましたね。彼女がヒロインを演じた映画『センセイの鞄』をまた想い出したよ。このあいだも書いたけど「沢乃井」の一升瓶を横に胡坐をかいていたキョンキョンは可愛かったな。 で、大阪のホテルでも朝食のあと部屋に戻って『あまちゃん』を観てからチェックアウト。 新大阪駅から新幹線に乗り、しかしまっすぐ東京に戻ったのではなくて名古屋で高山本線に乗り換える。 「帰り、飛騨のほうに足を伸ばしませんか」 池田さんも大阪に行くと聞いたとき、すぐ、そう誘ったのだ。彼はこの3月で定年退職した。学園紛争で高校を中退してからの40数年にわたる郵政労働者としての人生のうち28年間は4・28反処分闘争とともにあり、6年前に職場復帰を果たしてからも郵政労働運動における良心を代表する存在であった(池田さんら4・28闘争団は多田謡子反権力人権賞を2004年に受賞)。 この機会に酔流亭なりに慰労したい。人を労(ねぎら)うには何と言っても旨い料理と酒。飛騨まで行けば、それにもっともふさわしいところがあるではないか。 そんなわけで、飛騨古川[蕪水亭]に荷を解く。4月29日。 ![]() 古川は音楽と縁が深い町だ。故・武満徹もよく足を運んだ。[蕪水亭]の広間でコンサートが開かれることもあるし、長女は音楽家である(クラリネットと声楽)。池田さんも音楽には造詣が深い。自分からはあまり言わないけれどもチェロの奏者である。女将さんと語らいながらの一夜は彼にも心に残るものとなったのではないか。 ![]() 翌朝、いつものように朴葉味噌で朝酒をたっぷりやる。前夜は二人で一升飲んだのに、よくまた飲めるものである。しかし旨いのだ。 ![]() さて、ここから先は酔流亭の失敗話。 帰路は高山本線で富山に抜けた。あとは北陸本線で越後湯沢まで行き、上越新幹線に乗り換えれば夕方には東京に戻る。ところが富山駅で間違えてしまったのですね。反対方向に向かう特急に乗ってしまった。 先に気づいたのは池田さんである。 「右手に北アルプスの山が見える筈じゃない・・・」 気がついても、なにしろ特急列車であるからして走り始めれば停車駅が少ない。われらを載せた特急「はくたか」は金沢駅まで行ってしまった。 戻りの特急が出る時間まで小一時間・・・。これはやはり飲んで時間をつぶすしかないよね。うまい具合に、金沢駅には地下に「百番街」という商店街があって北陸の特産物・・・菓子やら海産物やら酒を売る店が並ぶ。そこに飲める店があった。 ![]() 列車の時刻に遅れぬよう、ほどほどに切り上げる。あと車内では、さきほど列車を乗り間違えるまえ富山駅で買っておいた「立山」四合瓶を飲む。越後湯沢で乗り換えた新幹線では池田さんは缶チューハイ、酔流亭はワンカップ(銘柄は忘れた)。
by suiryutei
| 2013-05-06 10:00
| 旅行
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