新人事制度 大阪での報告①~③
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「昼間、寝られましたか?」 「ええ、5時間くらい」 昨夜、神田で初めて会った人は年齢は酔流亭より一つ上、都内の郵便局で働いている。酔流亭と同じく泊まり勤務もやっている。昨日は明けで、夜、出てきてくれたのだ。居酒屋で飲みながらの会話。 「よく寝られますねえ。オレだったら明けの昼間は3時間かせいぜい4時間。それで目が覚めてしまいます」 「睡眠導入剤を飲んでいるですよ」 「寝つきならオレもいいんです。ただ眠りが続かない・・・」 すると二種類の薬袋を鞄から取り出して見せてくれる。 「すぐ眠れるのがこれ。それからこっちは眠りが続くほうです」 「眠りの続くやつならオレも使ってみたいなあ。市販されているんですか」 「私は病院で調合してもらってますが」 そうは訊いたものの、酔流亭は今のところ薬を使うつもりはない。寝る前には大抵すこし酒を飲むからだ。酒は薬効を薄めてしまうだろう。 しかし、5日ブログ記事(『深夜勤従事者はつらいよ』)にも書いたように、勤務と勤務の合間の昼、睡眠をいかに確保するかは深夜勤務に従事する者にとっては深刻な問題である。 いや昼間の睡眠だけではない。昨日・一昨日の酔流亭の勤務は朝8時就業であった。通勤時間は2時間弱だから、すこし余裕をみて家は5時45分に出る。起きるのはその1時間前の4時45分である。1時間の間に顔を洗いコーヒーを淹れ朝食を摂り、お手洗いを済ませ、そうして着替える。 こういう朝早い勤務が二日続くと1日目より2日目のほうが起きるのがラクである。身体が前日のことを記憶しているのだろう。 ということは2日目より3日目のほうがもっとラク。だから今朝も目覚まし時計なんかセットしていないのに4時40分には目が覚めた。 ところが、今日の勤務は夜勤なのだ。12時45分就業だから家は10時半過ぎに出ればいい。 前夜は、さきほど書いたように神田の居酒屋で飲んだ。翌日は朝早くなくていいという気持ちがあるから帰宅は遅くなった。11時ごろ家に着き、それから風呂に入って、寝たのは日付が替わるかどうかという頃。例によって寝つきはよく、灯りを消してからの記憶は無い。身を寝床に横たえるや眠りに引き込まれたのだろう。 ただ、午前0時に寝入ったとして4時40分起床ならば睡眠時間は5時間に満たない。 時間帯が一定しない勤務に従事する人間は、こういう形でも睡眠不足が溜まっていく。 「5時間近く寝ていりゃ充分だろ。郵便屋、甘ったれるな!」 と喝を喰らわすような御仁がいるかもしれない。しかし、2005年労働安全衛生法改正に際した検討会の議事録においては、和田攻座長から、6時間以上睡眠をとった場合は、医学的には脳・心臓疾患のリスクはほとんどないが、5時間未満だと脳・心臓疾患の増加が医学的に証明されているという説明がなされている。 オレたち、けっこう危ない橋の上を歩いているのだ。 ※関連する過去ログとして ☆『深夜勤従事者はつらいよ』(13年10月5日)
by suiryutei
| 2013-10-22 09:59
| 身辺雑記・自然
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