新人事制度 大阪での報告①~③
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日曜の朝、20数分間放送される『小さな旅』というTV番組がある。その時間、家にいるときはわりと視ている。 さきほど終わった今回は茨城県南部の利根町から銀座に農産物を売りに来る86歳の女性のことを取り上げていた。 この女性はJR成田線に乗って都心に出てくるのである。酔流亭の通勤ルートと途中まで一緒だ。 成田線は利根川に沿って千葉県側を走る。茨城と千葉の境をなしているのが、ご存じのようにこの大河だ。ところが、昔よく氾濫していた頃の名残かしら、茨城県の一部が対岸(つまり千葉県民の酔流亭からしたら“こちら側”)に食い込んでいる箇所がある。女性が住む利根町がそうだ。酔流亭の住む我孫子市よりすこし下流になる。柳田國男が少年時代を過ごしたあたりでもある。 そこで、女性にとっては、この成田線を利用するのが都心に出るのに便利なのである。それでも銀座までは片道2時間近くかかる。 36年前、酔流亭が成田線沿線に越してきた当時、そんなふうに行商に出る女性は随分いた。冬ならまだ暗い時刻に、黒い布で覆った荷物を背負っていた。年配の人ばかりだった。 時が流れるとともに次第に数が減っていって、朝早い勤務のとき同じ車両に乗り合わせる女性は5~6年ほど前から一人だけになった。そして、この女性も3年前の3.11を境に姿を見ない。今朝の放送で紹介されたのとは別の方である。高齢であったから、震災を機に引退されたのだろうか。 今朝の放送で登場した方は、どうやら酔流亭が朝一番の勤務のとき乗る同じ時間の成田線快速を現在でも利用されているらしい。顔を合わすことが無いのは、こちらはいつも一番前の車両に乗るのに対して彼女は後ろのほうの車両にいるからのようだ。この時刻の快速電車は上野直通になっているけれど、銀座に向かうなら途中の北千住駅で地下鉄に乗り換えたほうが早い。あの駅で乗り換えるなら、あまり前のほうの車両ではないほうが便利。 女性が背負う大きな荷物の中身は地元で採れる野菜のほか前日に搗いたばかりの餅などが入っているという。その餅を鍋に使う老舗の河豚料理店もあるそうだ。荷の重さは40㎏にもなるという。 ■
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by suiryutei
| 2014-01-26 09:17
| 映画・TV
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