新人事制度 大阪での報告①~③
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今週は泊まり勤務が続いたが、今日の明けでやっと開放された。 朝9時に勤務終了。職場でさっと入浴してから神田神保町に出て、喫茶[ミロンガ]にて小憩。タンゴを聴きながらココアを啜る。 タンゴといえば、毎週火曜日の夕方4時から5時45分まで、NHKFMラジオで放送される『中南米の音楽』のコーナーが酔流亭は好きである。この時間に家に居ることはたまにしか無いので、泊まり勤務に当たったときの出勤前など月に一度聴くかどうかだが、番組パーソナリティの竹村淳氏の落ち着いた語り口に好感を持ってきた。中南米だから、チリの音楽も入るのだが、同国で民主主義的な方法で社会主義への道を進もうとしていたアリェンデ政権が軍事クーデターで倒された日付(9月の何日だったかしら)が毎年めぐってくると、クーデターの最中に殺されたチリの民衆歌手、ビクトル・ハラを偲ぶ特集などをやってくれる。このクーデター、CIAが裏で糸を引いていたのである。起きたのは1973年。酔流亭はその年、大学一年生で、チリ大使館(たしか赤坂か青山のマンションの中にあった)に抗議デモに行ったのを憶えている。 その竹村淳氏が今月いっぱいで番組を降りるのだそうだ。24年間、パーソナリティをつとめたとのこと。ご苦労様であった。なお、番組自体は今後も続くようだ。来週22日が竹村氏の最後の放送になるけれど、酔流亭はこの日は昼間の勤務だから聴くことができない。 さて[ミロンガ]を出てから須田町まで歩いて蕎麦の[まつや]へ。花粉症で、歩いている最中もクシャミが止まらない。[まつや]は客同士が相席になる店だから、ここでクシャミの連発が始まってしまったら悲惨なことになるな、と心配しながら、ビール小瓶・清酒一合・わさびいも・胡麻蕎麦をどうにか無事食べ終えて店を出ようとすると、若奥様が「今日はお早いんですね」と声をかけてくれた。 「どうも花粉症がひどくて」 「現代人の証拠ですよ」 昨日の日記で、正岡子規の短歌にある「佐保神」とは春の女神のことだと書いたけれど、[まつや]の若奥様はその佐保神が人間に化身したような方だなと、ふと思った(女房は酔流亭の守護神なので、これは別格)。
by suiryutei
| 2005-03-18 18:17
| 音楽
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