新人事制度 大阪での報告①~③
最新の記事
タグ
労働(124)
辺野古(46) 郵便局(43) 文学(31) コロナウイルス(31) 韓国(19) 朝鮮半島(12) 映画(11) NHK朝ドラ(10) ひよっこ(9) 大西巨人(9) なつぞら(8) 神田まつや(8) 労働者文学(8) 神聖喜劇(7) 関西生コン労組(6) 狭山事件(6) ブレイディみかこ(6) ケン・ローチ(6) 蕪水亭(6) 最新のコメント
記事ランキング
カテゴリ
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... ブログジャンル
画像一覧
検索
|
NHKの今度の朝ドラ『マッサン』も、はや4週目。ドラマとして面白いかどうかまだよくわからないね。ただ、洋酒とはいえ酒造りの話だから、酔流亭としてはいささかの関心を持って毎回視ている。 ヒロインの連れ合いマッサン(ニッカウィスキーの創業者がモデルなんでしょ)の生家は広島の造り酒屋で、ウィスキーの道へ進もうとする息子に「日本酒ではなぜダメなんや」と問いかける父親の思いは他ならぬ酔流亭の思いでもあるのだが。 それはさておき、中島みゆきの唄うテーマ・ソング『麦の唄』を聴きながら麦の穂が風に波打つタイトルバックを眺めるだに敬愛するイギリス映画監督ケン・ローチを思い出してしまう。 まず、ローチ監督の作品で最近に観た『天使の分け前』もまたスコッチ・ウィスキーにまつわる話だったからである。ロンドンで絶望的な状況におしつぶされそうになっていた若者に、そこから抜け出す手がかりを与えてくれたのがウィスキーだった。 つぎに、ローチの数多い名作の中でも心に残るのが『麦の穂をゆらす風』。この題名、中島みゆきの唄うテーマ・ソングとなんだか親和性があるでせう。アイルランドの独立闘争に題材をとったこちらの作品にはウィスキーのことなど出てこないけれど。 さて酔流亭が酒の味を覚えたのは1970年代なかばのことであった。あの頃はみんなよくウィスキーを飲んでいた。寿司屋のつけ台の前に座っていても客がウィスキーの水割りを飲むのは当たり前の光景であった。し好に個人差はあるとはいえ刺身や酢飯と水割りウィスキーが合うとはどうしても思えないけれど。 理由の一つは、あの頃までは清酒の品質が酷かったことがあるだろう。醸造用糖類やらアルコールが大量に入った清酒の不味さにウンザリして人々はウィスキーに逃げたのである。焼酎はまだ営業戦略を組み立てておらず粗悪な酒類というイメージが強かったし。 あとはサントリーの宣伝上手にしてやられた。そのサントリーの創業者がモデルらしき人物もドラマには登場している。 ※関連する過去ログとして ☆『「麦の穂をゆらす風」(ケン・ローチ監督)を観る』(06年11月25日) ☆『ケン・ローチ監督の新作「天使の分け前」を観る』(13年4月26日)
by suiryutei
| 2014-10-21 07:11
| 映画・TV
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||