新人事制度 大阪での報告①~③
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昨日が現役最後の深夜勤の明けだった。午前6時勤務終了、8時帰宅。朝食のとき缶ビール1本と清酒一合弱。そのあとメールに返信したりして10時半過ぎに寝床に入った。 目が覚めたのは午後1時である。もうちょっと寝られるかと思ったけれど2時間半ほどの睡眠であった。でも、すぐ起き出す気になれず、「もう一度寝入れないかな・・・」などとグズグズ3時過ぎまで横になっていた。結局それ以上は寝られなかったけれど。 2004年の2月に導入されて以来11年間やってきた連続深夜勤務からこれで解放されたのだから、もうすこし解放感があるか(たとえば小学生のとき夏休みの初日に朝目覚めたときのような)と思っていたのに、そうでもなかった。寝床を出てから連れ合いにそのことを話すと 「(定年まで)まだ一週間残っているでしょ。それからよ」 やはりそういうものであろうか。その最後の一週間は、前も書いたが昼間の勤務になる。 夕食を摂りながら映画『小さいおうち』(山田洋次監督、2014年)を観る。3月1日にTV放映されたのを連れ合いが録画しておいてくれた。家のTVで映画を観るのは久しぶりだ。 ヒロインのタキは山形から上京して上層ホワイトカラーの家庭の女中になる。題名の「小さなおうち」とは彼女が女中として働いた家のこと。時代は1930~40年代である。東京オリンピックの開催が決まり世間も好景気到来と湧いたのにやがて戦争の影が差して来て五輪開催は中止、そして戦争へ、という、そういう時代である。このブログに時おりコメントを寄せてくださる「墨田のカッパ」さんのことを思い出した。「墨田のカッパ」さんは『小さいおうち』のタキは『綴り方教室』などで知られる豊田正子と同時代を生きたことに着目し、時代認識から戦時下の抵抗のあり方をも考察する論考を書いているからだ。雑誌『豊田正子研究』に掲載されたもので、去年それを彼から送ってもらった。 豊田正子は名前しか知らないし『小さいおうち』はどんな話かもわからなかったので、そのときは充分理解できなかったけれど、映画によっていくらかイメージを掴むことができた。やっぱり映画はいいな。中島京子の原作も読んでみたくなったけれど。
by suiryutei
| 2015-03-22 17:45
| 映画・TV
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