新人事制度 大阪での報告①~③
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床屋にかかった。 普段行く理髪店は神田駅の近くなのだが、今回は床屋にかかる暇のあるとき神田まで出向く用事が無かったから我が町・我孫子にある店に行った。待合の椅子で待っているとき 「シルバー料金 0000円」 という貼り紙に気づく。60歳を過ぎると定価より100円安くなるようだ。ただし平日に限る。幸いその日は平日であった。酔流亭は今年1月、その年齢に達している。いつも行く店にはそんな割引制度はない。誕生日の前後一週間にかかれば500円割引というサービスはあるけれども。 番が来て鏡の前に座る。散髪してもらいながら、その鏡に映る我が貌を観察した。まだ60歳には見えないよな、そもそも60歳ってまだ若いじゃない・・・と思いたいけれども、首まわりに皺というかたるみが目につく。そういえば、もう3年前になるのか、その年のNHK朝ドラ『カーネーション』のヒロインのモデルは服飾家の小篠綾子さんだったけれども、長寿だった彼女の最晩年は夏木マリさんが演じた。半年間の放送のうち5カ月間は尾野真千子さん、最後の1ヶ月が夏木マリさんである。尾野真千子さんが演じた最後の回から夏木マリさんに替わった最初の回の間には数十年の歳月が流れたことになっている。初登場の夏木マリさんの首すじをまずカメラはアップした。皺、たるみ。もちろんそれはメーキャップによって誇張されている。前週放送までから長い月日が経っていることを視聴者に印象づける演出であった。老いはそういうふうに身体に顕われてくるのだろう。 散髪を終えて勘定を払うとき、ことし60歳になったことを告げ、でも年齢を証明するもの(運転免許証とか)をいま持参していないけれども、と言うと、 「証明は要りません。自己申告でかまいませんよ」 ということであった。 これまでいつも神田で床屋にかかっていたのは通勤で神田を通るからである。ただ4月からは出勤日数が減ったから、床屋にかかりたいとき神田を通るとは限らない。今回のように。すると、通う店もこれから変わっていくのだろうか。 それにしても、当事者になって思う。「シルバー」って表現、ちょっと爺むさくないだろうか。 ※関連する過去ログとして ☆『TVドラマ「カーネーション」を推す』(12年2月4日)
by suiryutei
| 2015-04-10 09:21
| 身辺雑記・自然
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