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友人の川田知洋さんはバスバリトン歌手である。オペラに出演されたりの多彩な音楽活動の中では木下杢太郎の詩を調べをつけて歌ったりもしているから、杢太郎とは縁の深い静岡県伊東市で先日も市民の前で杢太郎について話をしたりしている。その様子はこちらの新聞記事に。 http://izu-np.co.jp/ito/news/20150419iz0000000108000c.html しかし川田さんは宮崎県の出身。同県出身といえば若山牧水がいますね。今年は牧水の生誕130年である。 その川田さんに[神露]という酒の存在を教えられた。岡山県の地酒で、酒仙・牧水はこの酒を好んだという。牧水が晩年を過ごした沼津の居宅では、この酒の四斗樽が台所に置かれていた。 川田さんがそのことを知ったのは、牧水の長女・石井みさきさんによる父の回想を読んだことによってである。このあいだ彼にそこのくだりを見せてもらった。 時間があまりなかったのでその本の表紙はちゃんと見なかったのだが、いま「石井みさき」で検索すると『父・若山牧水』という本がある。おそらくこの本ですね。 1974年刊。若い(まだ30代である)川田さんがこういう古書をよく見つけてくるものだと感心するけれども、みさきさんが嫁がれた石井さんのお姿を酔流亭が見かけたのは、その本が刊行された1974年のことではなかったかしら。 石井氏は静岡県在住で原水爆禁止運動などに従事されていたから、3月1日に静岡県焼津市で開催されるビキニ・デーの集会でお見かけしたとかすかに記憶する。ビキニ・デーというのは、1954年のビキニ被曝に起因した、反核の抗議行動として毎年取り組まれているものだ。 そのころの酔流亭は牧水の短歌に親しむこともなく、石井さんがそういう方でもあるということも勿論知らなかった。牧水がお酒の好きな歌人であることだけは聞いていたけれども。 なお、[神露]を醸す蔵元はまだ健在のようである。機会があれば飲んでみたいものだ。 http://www.sinro.co.jp/
by suiryutei
| 2015-05-20 10:14
| 酒・蕎麦・食関係
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