新人事制度 大阪での報告①~③
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9月19日に開催されるHOWS(本郷文化フォーラムワーカーズスクール)講座のテーマは「郵政株式上場」。主な報告は酔流亭が行います。いま、その報告の草稿を書き始めたところです。 「はじめに」にあたる部分を下に貼り付けます。どんな報告・講座になるか察していただけるかと思いますので。 19日は午後1時から。会場は都内文京区本郷三丁目のHOWSホールです(地下鉄丸ノ内線または大江戸線「本郷三丁目」下車)。 http://www.hows.jpn.org/ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 郵政グループとは、親会社(持ち株会社)である日本郵政の下に、日本郵便・ゆうちょ・かんぽの三社がぶら下がるという構成です(四社体制)。このうち郵便事業に携わるのが日本郵便であって、2007年に民営化がスタートしたときは郵便事業会社と郵便局会社とに分かれていました。2012年に現在の郵政民営化法等改正法が施行されたとき統合されて一社になっています。今回の株式上場では、この日本郵便は埒外です。ゆうちょとかんぽを金融二社と呼びますが、この二社と親会社である日本郵便が上場を申請、東京証券取引所は来月10日にもこれを承認する予定です。10月の中下旬にかけて、まずゆうちょとかんぽ、続いて日本郵政の順に売り出し価格を決める運びとのこと。こうした「親子同時上場」はいくつか問題点があり、最近では異例らしい。上場日は11月4日が予定されています。巨額なだけに売却は何度かに分けて段階的に行われ、初回は三社で1兆5000億円ほどの規模。法律は施行され形の上ではスタートを切りながらも様々な理由から足踏みしてきた郵政民営化は、いよいよ現実のものとなるわけです。 郵政株式が今秋上場と言われ出した去年あたりから、マスメディアやネット空間で色々な論評が行われてきました。しかし、それらはこの株が「買い」かどうかという投資家視点からのものがほとんどで、郵政の労働現場で働く者にとって、また株の売買などとは無縁に日々汗をかいている人々にとって、この上場がどういう意味を持つかという考察はなされていません。私たちはまずこの点を考えてみたい。それから、郵便貯金や簡易保険は零細な貯蓄ですから、そこに集まった金というのは、まさに勤労者の汗の賜物。ところが、それはまた政府金融の財源とされて日本の資本主義経済を「まわして」いく上で重要な役割を果たしてきました。だから、郵政民営化がなぜ断行されたか(同時に、にもかかわらずこの10年というもの何故もたついてきたのか)を分析することを通じて、日本の資本主義とはどういうものか、その姿がおぼろげであれ見えてくるように思います。闘う相手の正体を知るということです。 その上で、では、どう闘うかというところまで議論ができれば、この講座は意義のあるものになるかと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9月19日(土) 郵政の労働現場から 2015年秋の日本郵政・東証一部上場を前に ── 産業別労働組合運動の強化をどう進めるか 報告=郵政の現場労働者からの報告 足を運んでね!
by suiryutei
| 2015-08-30 09:36
| ニュース・評論
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