新人事制度 大阪での報告①~③
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昼食のとき正午のNHKニュースに、「日本郵便の23歳の社員が2年間で2万○千通の郵便物を配らず隠匿」と流れたのを耳にした。いまネットで検索してみると、日本郵便のプレスリリースとして、こういうものが出ている(11月16日付け)。 https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2015/00_honsha/1116_01_01.pdf 事件を起こしたのは香川県の郵便局に勤める23歳。「社員」とあるから、おそらく正規雇用労働者なのであろう。2013年12月から今年11月まで、約2年間に約2万9千通を隠匿したという。 詳しいことはまだわからない。おそらく勤務時間内に配り切れないほどの郵便物があり、それでも持ち帰れば「仕事のできないヤツ」と指弾される雰囲気がまたおそらく職場にはあり、そうして追い詰められた挙句のことではないかと想像する。 数年前、静岡県の郵便局において、このときは局長の指示で配り切れない郵便物(主にダイレクトメール)を裁断してしまった事件が起きている。これは郵政労働者OBである増田勇氏によって小説化され、2013年の労働者文学賞受賞作となった(『郵便物裁断』)。 ネットをざっと見渡したら、「なぜ郵便局員はこういう事件をよく起こすの?」という声を目にした。 労働現場からゆとりが無くなっている。事件を起こした個人だけの問題にしてはならないと思う。
by suiryutei
| 2015-11-30 17:03
| ニュース・評論
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Comments(2)
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