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韓国で、その著書『帝国の慰安婦』の記述が元慰安婦の名誉を傷つけたとして、著者の朴裕河(パク・ユハ)さんが在宅起訴されたことが議論を引き起こしている。日米の学者らによる抗議声明も出された。 酔流亭はその著作を読んでいない。いま検索してみたら、朴裕河さんのフェイスブックに本の要約と思われる記述を見つけた。2013年7月に明治学院大学で行った講演の要旨であるようだ。 https://www.facebook.com/notes/705074766186107 酔流亭には、事実関係等についてその主張の是非を論じる力がない。ただ、後段にある、こんな記述には賛成できなかった。 (元慰安婦たちの)支援者たちは、天皇を犯罪者にするような国際裁判も開いたが、理念としてはいいとしても、「運動」としては広く「日本国民の合意」を得るのではない逆の方向へ行くものだったと言う点で、効果的だったとはいいにくい。 なるほど天皇制の呪縛から今も自由ではない日本人の間で、植民地支配および戦争における天皇の責任を追及すれば少数派になることを覚悟しなくてはならない。しかしそれはやらなければならないことではないだろうか。 そうしたことも含めて批判は多く出されているのだろう。おおいに議論したらいいと思う。しかし、こうした著作が刑事罰の対象となるのであろうか。著作全体を読んでいない者に何か語る資格があるのかと言われればそれまでだが。 『帝国の慰安婦』は読んでいないけれど、朴裕河さんの旧著『和解のために』は以前、図書館で借りて読んだ。これは全部ちゃんと読んで感想をこのブログに書いてある。貼り付けておく。 ☆『「和解のために」(朴裕河)を読む』(09年2月5日) いつも教えられている吉田智弥さんの『蛇行社通信』に、『帝国の慰安婦』に触れた記述があって共感したのを思い出した。<無断転載自由>という言葉にまた甘えて、その箇所を下に貼り付けます。 「従軍慰安婦」問題の見方 (『蛇行社通信』2015年6月発行号より)
by suiryutei
| 2015-12-10 10:48
| ニュース・評論
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