新人事制度 大阪での報告①~③
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昨日の日曜日は五日市に遠足した。 拙HPの今月の表紙に写真を使っている[雙柿庵]を再訪するためである。このあいだ国立の[きょうや]でもご一緒した蕎麦友の刑部しおんさんもお誘いする。五日市の駅から[雙柿庵]まで歩いていく途中、ミツバツツジは色鮮やかだし、桜は満開は過ぎたけれどもまだ見られる。花びらがハラハラ散る中を秋川街道をゆく。春ですねえ。 [雙柿庵]では3000円の蕎麦膳を予約しておいた。前回も美味さに感心した豆腐を皮切りに、酒肴いろいろ、蕎麦掻、山菜の天麩羅。〆の蕎麦は勿論せいろ。酒は「「津月」(秋田)、「南部美人」(岩手)、「田酒」(青森)。ご店主の酒への打ち込みようは並々ならぬものがあり、銘柄も毎月替わるようである。窓越しに庭の桜を眺めながら、おそらく今年最後になるであろう花見酒を愉しんだ。 お勘定のとき、お店の写真を拙HPに使わせてもらったことをご店主に話したら、インターネットは無論、TVなどもほとんど視ない生活を送っているとのこと。まさに蕎麦の求道者といった感じである。この店、本当に遠くからでも足を運んで損は無い。ただし、売り切れ終いだから、遠方から訊ねていく場合は、われわれがやったように蕎麦膳のコースを予約しておいたほうがよい。 そのあと光厳寺に桜を見に行った。戦国のころは戸倉城という山城があったという丘の上である。樹齢数百年の見事な山桜だった。 五日市の駅まで歩いて戻る途中、五日市が豊かな町であったことに気付いた。蔵を持つ家が多いのである。地名からして、古くから流通の拠点だったのだろうし、近世からは養蚕が盛んだったからだろう。蚕が生む生糸と絹は、開国いらい近代日本の重要な輸出品だった。この奥多摩の山里は、蚕を通じて世界経済と繋がっていたのである。 帰途、立川駅でしおんさんと別れてから、我々夫婦は駅近くの[ニライカナイ]という沖縄料理店でオリオンの生ビールと泡盛で遠足の打ち上げをした。ここの沖縄料理も美味しかった。
by suiryutei
| 2005-04-18 23:20
| 酒・蕎麦・食関係
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