新人事制度 大阪での報告①~③
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寒い日が続きますね。西日本の日本海側は例年にない大雪のようだ。関東の平野部では、この冬は雪掻きが必要になるような雪はまだ降っていない。 しかし関東も気温は例年より低い。都心では一冬を通じて最低気温が氷点下に下がることが一日もなかった年だってあるのに、今年は-2℃くらいまで下がる日がもう何日も出ている。我が我孫子は都心よりもっと下がるから、都心で-2℃ならこちらは-5℃くらいの筈である。 寒いときは蕎麦屋で熱燗。 というわけで、いつものように神田の[まつや]の暖簾をくぐる。夕方4時半過ぎ。じき灯ともし頃になる時刻であった。 ついた卓には相席で先客がいて、若い男女であった。はじめ恋人同士かと思ったが、そうでもなさそう。男性のほうは「ですます」調なのに女性はタメ口であったから。 いや蕎麦屋で相席しただけの人たちの関係のことなんて、どうだっていいですね。 ただし、会話が聴こえてきてしまうのは、同じ卓についているのだからどうしようもない。 「おかめ蕎麦って何かしら」 女性のほうが品書きを見ながら花番さん(蕎麦屋ではお運びの女性をこう呼ぶ)に尋ねた。 おや、今の若い人は「おかめ蕎麦」を知らないんだ。 花番さんは、もちろん丁寧に説明する。ここでは、ネットで検索して出てきた説明を貼り付けますね。 蒲鉾・海苔・青菜・椎茸などの具を乗せたうどん・そば。具の並べ方が「おかめ・ひょっとこ」の「おかめ」の面を連想させるところからきています。 というわけです。 酔流亭から少しつけ加えると、蕎麦屋に置いてある肴の定番が<わさびかまぼこ>であるのは、酒を飲む客に「何か酒のアテをあつらえろ」とせがまれて、おかめ蕎麦の具に使うカマボコを切って、蕎麦の薬味用の山葵を添えて出したことに起因するのではなかろうか。 もう20年くらい前だろうか、浅草の[並木]の藪蕎麦で、そのときは3人組の初老の男性客と相席になった。彼らがおかめ蕎麦をひとつたのむ。蕎麦の上に載ったカマボコを分け合って酒を飲んでいた。幼馴染が久しぶりに会って酒を酌み交わしているといった風情で、ああ下町はいいものだと思った記憶がある。 [まつや]のほうに話を戻すと、その女性客は結局おかめ蕎麦は注文せず、もり蕎麦か何かたのんだようだ(正確には憶えていない。人の食べた蕎麦のことなんて、どうだっていいです)。 酔流亭はおだまき蒸しで三合ほど飲み、もり蕎麦で〆た。このおだまき蒸しこそ、どんな一品か普通は知られていないかと思う。古いブログ記事に書いたことがあるので、貼り付けます。 http://suyiryutei.exblog.jp/2360734/
by suiryutei
| 2017-01-27 10:17
| 酒・蕎麦・食関係
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