新人事制度 大阪での報告①~③
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朝4時50分に寝床から出た。 コーヒーを淹れ、トースト一枚とミカン一個を食す。 5時45分に家を出る。この季節、外はまだ昏い。すでに白みかかってはいるけれど。あと一月ちょっとで冬至だが、そのころになれば6時前ではまだ真っ暗なはずだ。 郵便局で働いていた頃、昼間の勤務で一番早いのは午前8時就労で、通勤に2時間弱かかったから、その勤務のときはいつもこの時刻に家を出た。だから、今朝は一年八か月ぶりの早起きをしたわけだ。 空には三日月というには細すぎる月が浮いている。下弦の月である。 JRの上野駅に近い上野郵便局に着いたのが7時少し前だった。もちろん、もうすっかり明るくなっている。上野駅と鶯谷駅の間の線路沿い。線路の向こうの小高くなっているところの銀杏がいい感じに黄色く染まってきた。線路の向こうは忍ケ丘というあたりではないかしら。永井荷風の随筆なんかに登場する地名だ。 池田実さんと二人で職員用の通用門の前に立って、出勤する人たちにビラを手渡していく。 「こんなところで珍しいなあ!」 と、妙に親しげに話しかけてくる男性(50代くらいか)がいた。酔流亭からビラを受け取り。それから池田さんと話し込んでいる。 「誰?」 彼が局内に入っていった後、池田さんに訊くと 「たしか郵政局の人だよ。顔に憶えがある」 とのことである。池田さんが4.28処分で免職となり、処分撤回闘争を闘っていた頃、郵政局の前でビラ撒きをしていて「やりあった」ことがあるという。 じきまた、年配(60代か)の恰幅のよい男性が池田さんに親しげに声をかけてきた。この人は旧全逓労組○○支部で青年部長であった人とのことだ。さすが28年間も闘って処分を撤回させた歴史を持つだけに池田実さんは顔が広い。 郵政4.28闘争については、たとえばレイバーネットのこの記事を。 http://www.labornetjp.org/news/2007/1171780694214staff01/ ![]() 年配のジャンパー姿の男性が、通り過ぎてしばらくしてまた戻ってきたのでビラを差し出すと 「さっき通ったときなぜ渡さなかった」 と立腹気味である。 ビラはもう残り少なかったので、郵便局の通用門に吸い込まれていく人に絞って渡そうとしたのである。しかし、どうも彼を傷つけてしまったようだ。自分が「差別された」と受け取ったようなのである。 彼は、もう意地になってしまってビラを受け取ろうとしない。街でビラ撒きをやるとたまにこういう行き違いがある。彼もそうだろうがこちらも後味の悪い思いをした。 配っている間、れいによって労務担当とおぼしき職員がずっと立っていた。こういうのが立っているのといないのとでは、やはりビラの受け取りがいくらかは違うようだ。監視されると受け取りをひるむ人もいるだろう。それでも、受け取りは全体に悪くはなかった。印刷したビラはこの日の行動でほぼ撒ききった。 あとは20日の集会当日を待つばかりだ。 http://chikyuza.net/archives/78052 ([ちきゅう座]11.7更新記事) <郵便労働に明日はあるか 11.20交流と討論の会> 日時;11月20日 午後6時半~ 場所;文京区民センター2B会議室 資料代;300円
by suiryutei
| 2017-11-17 13:16
| ニュース・評論
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