新人事制度 大阪での報告①~③
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昨夜は40数年来の旧友たちと大宮で飲んだ。大宮の居酒屋ってかなりレベル高いですよ。 で、今朝はやや二日酔い気味。元旦からの酔いの蓄積が、久しぶりの外呑みをきっかけに溢れ出たのかもしれない。このところ6時前には起きて、昏いうちに朝刊をとり、7時の朝食までには目を通していたのだが、今朝はそれができなかった。この時間(9時過ぎ)にようやく開いている。 ところでNHK8時台の『ちいさな旅』は好きな番組だけれど、今日の旅先は大阪京橋の居酒屋街である。立ち飲みの店でオヤジも若い娘さんも肩寄せ合ってビールのジョッキやらコップ酒を傾けている。こんな放送を視たら、二日酔いにもかかわらずまた飲みたくなるじゃないか。 それはさておき、今日の朝刊だ。3ページ目に【日曜に想う】というコラムがある。タイトルどおり毎週日曜だけの掲載。『保守・リベラル新世代 台頭願う』と題して、保守からは河野太郎外相、リベラルからは枝野幸男・立憲民主党党首を取り上げている。 https://www.asahi.com/articles/DA3S13302780.html 保守・リベラルというテーマには酔流亭はあまり関心はないので、このコラムの論旨全体についてはいま論じない。 気になったのは三段目の次の記述だ。 ・・・英国労働党さえ労組の呪縛から逃れ保守党に伍する政策の柔軟性を手に入れた。・・・ この記述は正確か? そう疑問を持つのは、酔流亭などが伝え聞いているところでは、去年の英総選挙で労働党を躍進させたコービン党首は労働党の労働者党員、労働運動の活動家から熱烈な支持を得ているとのことだからである。 しかるに「労組の呪縛から逃れ保守党に伍する政策の柔軟性」! これではかつてトニー・ブレアについて言われていたのと瓜二つではないか。もちろん同じ党内でありながらブレアとコービンは激しく対立している。サッチャーに「最良の息子」扱いされたブレアはコービンと彼の支持者をボロクソに罵倒しているらしい。 たしかに大胆な財政出動をもとめるコービンの経済政策(「人民の量的緩和」)などは緊縮一辺倒の保守党よりはるかに柔軟だ。しかし、それは「保守党に伍する」柔軟性なのではない。保守党が進めてきた人びとの生活破壊に抗っての柔軟性なのだ。 いっぽうコービンは、国王が臨席する式典などには共和主義・人民主義の原則に則って出席しないという。天皇制に対してすっかり柔軟になってしまった日本の野党(共産党も含む)よりはるかに原則的だ。 「海外ではこうなっていますよ・・」と、必ずしも正確ではない情報を切り売りしながら人びとの意識を自分に都合のよいほうへ誘導しようというのは、知識層(それを操る支配層)の昔からの常套手段だ。要警戒! もっとも酔流亭も海の向こうのことについて詳しくはない。たとえばブレイディみかこさんの「地べたからの」報告から学んでいきたいと思っている。 https://news.yahoo.co.jp/byline/bradymikako/ とりあえずいま思ったことだけ書きつけておいた。 ■
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by suiryutei
| 2018-01-07 09:49
| ニュース・評論
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