新人事制度 大阪での報告①~③
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勤務先からバイクで帰宅途中に事故死したのは過重労働が原因だとして会社側に約1億円の損害賠償を求めた訴訟の和解が8日、横浜地裁川崎支部で成立した。裁判所は、通勤時にも社員が過労により事故を起こさないよう配慮する義務が会社にはあると判断して和解を勧告。会社が遺族に謝罪し、約7590万円を支払うなどの和解条項に双方が合意した。 https://mainichi.jp/articles/20180209/k00/00m/040/099000c 訴えたのは、植物装飾業「グリーンディスプレイ」(東京都世田谷区)に勤務していた渡辺航太さん(当時24歳)の遺族。渡辺さんは2014年4月24日朝、22時間弱の徹夜勤務後に原付きバイクで帰宅中、電柱に衝突して亡くなった。渡辺さんの業務は深夜や早朝に及ぶため、会社はバイク通勤を認めていた。 和解勧告は、渡辺さんが疲労蓄積と睡眠不足のため「居眠り状態に陥って運転を誤り、事故を起こした」と指摘した上で、「雇用主は、労働者の通勤に際し、過労で事故を起こさないよう注意する安全配慮義務を負う」と判断した。「事故の危険を認識できたのに、公共交通機関を利用するよう指示しなかった」と義務違反を認めた。 もう10年以上前になる。酔流亭が働いていた郵便局の同じ課の副課長が、やはり勤務の帰りにバイクで、これはどこかの壁だったか渡辺さんと同じように電柱であったか記憶が曖昧だが激突して亡くなっている。ニュースにそのことを思い出した。彼は深夜交代制勤務に従事していたけれども、事故を起こしたときは深夜勤務の明けであったのか昼間の勤務からの帰りであったかは、これも記憶が曖昧になっている。 しかし、現在の問題として、いま郵便物流ネットワーク再編ということで全国に作られている大型集中局は、トラック輸送の物流に合わせているため市街地から離れたところにあるから車やバイクで通わざるをえない人が多い。そうして勤務の中心は深夜交代制である。徹夜勤務明けで自動車やバイクの運転をせざるをえないわけで危険な状態だ。たとえば去年5月に開局した新潟新局など新潟市内から50キロも離れている(しかも名うての豪雪地帯!)。 『伝送便』誌の去年10月号掲載記事が伝えるところでは、郵政ユニオンは全国大会で決めた要求として<仮眠室設置>を求めている。過労で事故を起こさないよう注意する安全配慮義務を会社は負うとした今回の裁判所の判断がこうした要求を前進させ、さらには深夜労働の規制につながっていけばいいと思う。 ※シジフォスさんの今日更新記事がこの問題を取り上げているので貼り付けておきます。 http://53317837.at.webry.info/201802/article_8.html
by suiryutei
| 2018-02-09 09:38
| ニュース・評論
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